レゴ グループは日本時間の9月29日22時ごろ、レゴ グループとして初めてのドラゴンボール製品「レゴ® アイコン ドラゴンボール 神龍&孫悟空」(11390)を正式発表した。7つのドラゴンボールの上に神龍がとぐろを巻いて立ち昇り、筋斗雲に乗った少年の孫悟空が添えられる。1,764ピースで、対象年齢は18歳以上。日本の公式ストアの価格は税込¥23,980、一般発売は11月4日で、レゴ Insiders(レゴの会員プログラム)の先行は11月1日だ。
6月に海外で出ていた噂は「11月・1,760ピース・約200ドル」だった。公式の発表と突き合わせると、発売時期とミニフィグは合い、ピース数は4つ違い、米国の価格は$20安かった。日本の価格は、9月6日にBrimagaが出した試算(下限は約¥31,000)より約¥7,000低い。日本の税込価格を米国の定価で割ると、この記事で並べる直近の18歳以上向け7点の中で、いちばん低い。
価格・日付・ページの状態は、2026年9月30日朝(日本時間)に、レゴ公式ストアの日本・米国・英国・ドイツの商品ページと、レゴ グループの公式リリース(9月29日付)で確かめた。会員先行の11月1日はリリースの記載で、日本の商品ページにはまだ書かれていない。ミニフィグの細部は、レゴが公開した公式画像で確かめた。日付や表示はいつでも変わる。
確定した仕様
日本・米国・英国・ドイツの商品ページとリリースで確認できた項目を表にする。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | レゴ® アイコン ドラゴンボール 神龍&孫悟空(日本の商品ページの表記) |
| 型番・ピース数 | 11390・1,764ピース(箱の印字も同じ) |
| 対象年齢 | 18歳以上 |
| ミニフィグ | 1体(少年の孫悟空。筋斗雲に乗る) |
| 大きさ | 神龍で約32cm(高さ)× 24cm(長さ)× 26cm(幅) |
| 価格 | 日本 ¥23,980(税込)/米国 $179.99/英国 £129.99/ドイツ €139.99 |
| 発売日 | 会員先行 11月1日(日)、一般 11月4日(水) |
| 商品ページの表示 | 日本・米国・英国・ドイツとも「近日発売」の11月4日。4か国とも、新着と限定のバッジがつく |
| 販売先 | リリースの記載は「レゴストアと LEGO.com」 |
| 説明書 | LEGO Builder アプリの3D説明書 |
ミニフィグは悟空の1体だけで、Brick Fanatics が9月29日に公開した実機の紹介も、同じ内容を書いている。

中身 ── 尻尾のある少年悟空と、1個から7個までの星
レゴの日本語の説明は、7つのドラゴンボールの中心にとぐろを巻いて立ち昇る神龍を、流麗な鱗から研ぎ澄まされたかぎ爪までリアルに組み立てられるとしている。神龍の頭とかぎ爪は向きを変えられ、筋斗雲に乗った悟空のミニフィグは取り外して置き直せる。以下は、公式画像を拡大して確かめた細部だ。
悟空。 黒い逆立った髪に、オレンジ色の道着と黒い帯、胸に黄色い丸い紋、青と白の靴。背中側からオレンジ色の尻尾が出ていて、手には赤い棒を持つ。棒の名前はレゴの説明に無い(如意棒とみられる)。悟空を乗せた筋斗雲は黄色のパーツで、後ろに長い黄色の尾が伸び、台座から立つ黒い支柱で支えられている。

台座。 黒い台座の前面に「DRAGON BALL」のロゴのプレートがあり、上に7つのボールが並ぶ。リリースは、7つのボールを2×2のブリックと説明している。公式画像では、透明の支柱に載ったオレンジ色の球で、赤い星が1個から7個まで1つずつ印刷されている(画像で数えた)。台座の両側には、半透明の黄色いパーツが光のように立つ。

箱。 正面の下の帯に「18+|11390|1764 pcs」と印字されている。ピース数は公式の値と同じで、Brimagaのカタログの1,764とも一致する。

噂と何が違ったか ── 8項目の答え合わせ
6月の噂と、8月16日・9月6日・9月23日にBrimagaが書いた内容を、公式の発表と1行ずつ突き合わせる。判定は「一致・一部一致・不一致・未確定」の4つに固定した。
| 項目 | 事前に出ていた内容 | 公式の発表 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年11月(6月の噂) | 会員先行11月1日・一般11月4日 | 一致 |
| ピース数 | 1,760(6月の噂) | 1,764 | 一部一致 |
| 米国価格 | 約$200(6月の噂) | $179.99 | 不一致 |
| ミニフィグ | 尻尾のある少年悟空が1体(9月5日のリーク画像) | 少年悟空が1体。公式画像でオレンジ色の尻尾と赤い棒を確認 | 一致 |
| テーマ | アイコン(カタログの登録。予告の映像にはロゴが無かった) | LEGO Icons | 一致 |
| 対象年齢 | 18歳以上になりそう(予告の「ADULTS WELCOME」から) | 18歳以上 | 一致 |
| 日本価格 | ¥31,000〜¥38,000(9月6日のBrimagaの試算。約$200が前提) | ¥23,980 | 不一致 |
| 2027年の9番号 | カタログに実在(8月16日・9月6日の記事。名前と価格は空欄) | 公式は2027年にも続くとだけ。9本の中身は出ていない | 未確定 |
8項目のうち、一致は4、一部一致は1、不一致は2、未確定は1だった。関連する記事は、8月16日(9番号がカタログに実在)、9月6日(リーク画像とカタログ)、9月23日(公式の予告映像)。
外れた日本価格を、2つに分ける
9月6日の試算の下限は、スタートレック 11385と同じ乗せ方で約$200なら¥30,980だった。実際の¥23,980との差¥7,000は、次の2段に分けられる。
| 段階 | 価格 | 差 |
|---|---|---|
| 9月6日の試算の下限(スタートレックと同じ乗せ方 × 約$200) | ¥30,980 | ― |
| 同じ乗せ方で、米国価格を$179.99に置き換える | 約¥27,900 | 約¥3,100低い |
| 実際の日本価格 | ¥23,980 | さらに約¥3,900低い |
外れた¥7,000のうち、米国価格の見立て違いが約¥3,100、日本の乗せ方が下限に置いたスタートレックより低かったぶんが約¥3,900。米国価格の見立て違いより、日本の乗せ方のほうが大きく外れた。
カタログに数字が入った時期
Brickset の11390のページは、9月23日は名前もピース数も価格も空欄だった。9月30日朝は、名前、ピース数(1,764)、参考価格(£129.99・$179.99・€139.99)、対象年齢(18+)、本体の大きさが入り、サブテーマは「Dragon Ball」で、登録されているのは11390の1点だけ。バーコードの行は今もページに無い。9月6日の記事は、72306の順序を当てはめて「Brickset に数字が入るのは10月の前半あたり」と書いた(順序の話で日付の予想ではない、と断ってはいた)。実際は9月30日朝までに入っていた(その間の日は測っていない)。
日本の値段は、同じ$179.99のプレイステーションより¥4,000安い
レゴ プレイステーション 72306 の米国定価も$179.99。日本の公式ストアの価格は¥27,980。11390 の¥23,980は、72306 より¥4,000(14.3%)安い。ピース数は 72306 が1,911、11390 が1,764。
直近に取り上げた18歳以上向けの7点を、日本の税込価格を米国の定価で割った値(以下「1ドルあたり」)の低い順に並べる。米国と日本の価格・ピース数は、9月30日朝にレゴ公式ストアの各商品ページで確認した。
| セット | 米国定価 | 日本(税込) | 1ドルあたり(税込) | 税抜換算 | 1ピースあたり(日本) |
|---|---|---|---|---|---|
| 11390 ドラゴンボール 神龍&孫悟空(1,764ピース) | $179.99 | ¥23,980 | ¥133.2 | ¥121.1 | ¥13.6 |
| 11379 書店:ブックスタンド(1,690ピース) | $149.99 | ¥21,980 | ¥146.5 | ¥133.2 | ¥13.0 |
| 11385 Star Trek: U.S.S. Enterprise NCC-1701 ブリッジ(1,701ピース) | $199.99 | ¥30,980 | ¥154.9 | ¥140.8 | ¥18.2 |
| 72306 PlayStation™(1,911ピース) | $179.99 | ¥27,980 | ¥155.5 | ¥141.3 | ¥14.6 |
| 11383 町長の館(1,420ピース) | $119.99 | ¥18,980 | ¥158.2 | ¥143.8 | ¥13.4 |
| 11386 スポンジ・ボブ:ビキニタウン(1,794ピース) | $219.99 | ¥36,980 | ¥168.1 | ¥152.8 | ¥20.6 |
| 11389 プロジェクト・ヘイル・メアリー(830ピース) | $99.99 | ¥18,980 | ¥189.8 | ¥172.6 | ¥22.9 |
11390 の1ドルあたりは¥133.2で、7点の中でいちばん低い。次に低いのは11379 ブックスタンドの¥146.5で、いちばん高いのは11389の¥189.8。この7点の幅は約1.4倍だ。1ドルあたりの日本価格が低い一方で、1ピースあたりの円で見ると11390は¥13.6で7点中3番目で、11379(¥13.0)と11383(¥13.4)のほうが安い。乗せ方は低いが、ピースあたりの安さが飛び抜けているわけではない。11383 と同じ$119.99・¥18,980の11387 ホリデーハウスは、表に入れていない。
全体の中での位置も見ておく。Brimagaの棚で日米の定価がそろう984点を、7月29日の記事と同じ税抜換算で並べると、中央値は150.6、下位1割の境目は125.6。11390 の¥121.1は、その境目より下になる(米国定価に誤りの混じる行があるので、順位はおおよその位置)。
安い理由は、リリースにも商品ページにも書かれていない。
いつ、どこで買えるか
| 日付・場所 | 内容 | 出どころ |
|---|---|---|
| 11月1日(日) | レゴ Insiders の先行(会員登録が必要) | レゴ グループのリリース |
| 11月4日(水) | 一般発売。日本・米国・英国・ドイツの商品ページは「近日発売」の11月4日 | 4か国の商品ページ |
| 9月30日朝の日本の商品ページ | 「近日発売」の表示で、「バッグに入れる」のボタンは無い(在庫ありの 11383 のページには出る) | 日本の商品ページ |
| 先行の期間の表示 | 11390 のページには無い。72306 のページには「先行アクセスの期間は10月1日~10月3日です」と書かれている | 日本の商品ページ |
| 販売先 | レゴストアと LEGO.com | リリース |
| 特設ページ | リリースが案内する LEGO.com/DragonBall は、9月30日朝に開くと米国ストアの「ページが見つかりません」の画面になった | 実際に開いた |
レゴ ジャパン公式Xは、日本時間9月29日22時2分に次の投稿を出した。発売日は「11/4」と書かれ、リンク先は日本の商品ページだ。
会員先行の11月1日は、リリースが国を分けずに書いている日付で、日本の商品ページにはまだ載っていない。10月の 72306 も、先行(10月1日〜3日)から一般(10月4日)まで3日だった。11390 のページに先行の期間が出るかは、これから見る。リリースには、会員が20ポイントでこのセットのデジタルポスターと交換できるとも書かれている(日本で同じ交換ができるかは未確認)。
無印から始まり、2027年へ続く ── 9本の中身は噂のまま
リリースによると、東映アニメーションの Masayuki Endo 氏(肩書きは Toei Animation Inc. の社長兼CEO)は、この初弾は原作の「ドラゴンボール」(無印)のテレビシリーズを祝うものだと述べている。レゴの設計チームは、アニメのコマと定番のポーズを研究して神龍の形を作ったとも書かれている。
「無印」は、Zの付かない最初のシリーズのこと。東映アニメーションの2015年12月18日のプレスリリースによると、テレビアニメ「ドラゴンボール」は1986年2月26日に放送が始まり、1989年4月まで続いた。「ドラゴンボールZ」は1989年4月からだ。
9月6日の記事で「無印で始めて、Zで広げる」と読んだ前半は、公式の説明と合った。後半(Zに広げるか)は、まだ何も出ていない。
2027年については、リリースが、さらにドラゴンボールのセットが続くと書いている。8月13日に海外のリークに出た9本(30755 と 72361〜72368)のうち、公式が認めたのは2027年にも続くことだけで、9本の中身と日付は出ていない。Brimagaのカタログでは、この9番号は9月30日朝も名前の無い暫定登録のままで、「欲しい」は16〜21だ。
「欲しい」の反応は、明日以降に見る
Bricksetの「欲しい」の登録数を、正式発表の前後で比べる。72306 は、9月4日早朝の発表から数えて、翌朝と翌々朝に跳ねた。
| 番号 | 発表の日の朝 | 翌朝 | 翌々朝 |
|---|---|---|---|
| 72306 プレイステーション(9月4日早朝に発表) | 108(9月4日) | 274(9月5日) | 362(9月6日) |
| 11390 ドラゴンボール(9月29日22時に発表) | 102(9月29日) | 105(9月30日・発表の約8時間後) | 10月1日朝の集計 |
11390 は、今朝は+3にとどまっている。72306 の前例では、動いたのは翌朝と翌々朝だった。10月2日朝までの集計は、この記事に追記する。「欲しい」はBricksetの利用者が登録した数で、売れ行きや予約数ではない。
コレクター視点:見るのは3つ
- 日本の価格は、同じ米国定価の 72306 より¥4,000低い。理由は公表されていない。9月6日の試算は、同じ帯の3点(1ドルあたり¥154.9〜¥189.8)を物差しにしたが、11390 はその帯の下に出た。日本の価格は、ドルからも同じ帯の並びからも、計算しきれない。
- 先行と一般の間は3日。10月の 72306 と同じ形で、11月1日から3日間は会員だけが買える。先行の期間が日本の商品ページに出るか、「近日発売」が予約の受付に変わるか、購入数の上限があるかは、まだ分からない。
- 相場は、前例が無いので書けない。ドラゴンボールのレゴ製品は今回が初めて(リリースの表現)で、廃番後の値動きの実績が無い。値上がりするとも、しないとも言えない。
Brimagaのミニフィグ図鑑には、9月30日朝の時点で「Goku」や「Dragon Ball」を含む名前が0体だ。悟空は、取り込み元のカタログに載ってから図鑑に入る。
まとめ
- レゴ グループは日本時間9月29日22時ごろ、レゴ アイコン ドラゴンボール 神龍&孫悟空(11390)を発表した。1,764ピース、18歳以上、悟空のミニフィグ1体。
- 日本は税込¥23,980、一般発売11月4日、会員先行は11月1日(リリースの記載)。米国は$179.99、英国は£129.99、ドイツは€139.99で、4か国の商品ページとも11月4日。
- 噂との答え合わせは、一致4・一部一致1・不一致2・未確定1。外れたのは、米国価格($20安い)と、Brimagaの日本価格の試算(下限より約¥7,000低い)。
- 日本の価格は、同じ$179.99の 72306 より¥4,000低く、1ドルあたり(税込)は比較した7点で最も低い。理由は公表されていない。
- 初弾は原作の「ドラゴンボール」(無印)を祝うもの。2027年にも続くが、9本の中身は今も噂のまま。
- 9月30日朝、日本の商品ページは「近日発売」で、「バッグに入れる」のボタンも先行の期間の表示も無い。
※記事中の日付と表示は2026年9月30日(日本時間)朝の実測です(X の投稿の日時は、本文に記載)。
※ LEGO(R)、レゴ(R)はレゴグループの商標です。DRAGON BALL は株式会社バード・スタジオ/集英社、東映アニメーションの権利物です。その他の名称は各権利者の商標です。本記事はレゴグループおよび各権利者が後援・許諾・承認するものではない、非公式の情報記事です。













