BRIMAGA
新製品2026/8/2 公開7分で読めます

レゴ(R)『ウェンズデー』新作2種が10月1日発売 ── ネバーモア・アカデミー(76788)にシリーズ“初の標準ミニフィグ”。相棒のバックパックはミニドールのまま

甲斐ショウジ甲斐ショウジ· Brimaga 編集長
この記事のポイント

レゴがドラマ『ウェンズデー』の新セット2種を10月1日に発売する。890ピースの「ネバーモア・アカデミー」(76788)には、公式が“初”と明言するウェンズデーの標準ミニフィグが入る。同じ日に出る「ウェンズデー・バックパック」(76787)はこれまで通りミニドール ── レゴが同じテーマで2つのフィギュア形式を併走させる、珍しい発表になった。

レゴ ウェンズデー ネバーモア・アカデミー 76788(レゴ公式画像)
目次
  1. 10月1日発売、新作は2種
  2. ネバーモア・アカデミー76788 ── “初のミニフィグ”の意味
  3. ミニドール vs ミニフィグ ── なぜ使い分けるのか
  4. バックパック76787 ── こちらはミニドール
  5. ウェンズデーのレゴ、これまでの3年
  6. 日本での取り扱いと価格
  7. コレクター視点:初ミニフィグは何を意味するか

Netflixの大ヒットドラマ『ウェンズデー』のレゴが、また動く。レゴは新セット2種 ── 「ネバーモア・アカデミー」(76788)と「ウェンズデー・バックパック」(76787) ── を、いずれも2026年10月1日に発売すると公式ストアで案内した。

注目は76788のほうだ。レゴ公式の商品説明は、付属するウェンズデー・アダムスのフィギュアを "the first-ever Wednesday Addams minifigure"(初めてのウェンズデー・アダムスのミニフィグ)と明記している。ウェンズデーのレゴはこれまでミニドール(『フレンズ』などで使われる等身の高い人形)でキャラクターを表現してきた。標準ミニフィグ ── いわゆる“レゴの普通の人形” ── でウェンズデーが作られるのは、これが初めてになる。

10月1日発売、新作は2種

セット番号ピース米国定価対象年齢付属フィギュア
ネバーモア・アカデミー76788890$69.9910+ウェンズデーの標準ミニフィグ1体(初)+マイクロフィグ2体(ウェンズデー/イーニッド)
ウェンズデー・バックパック76787401$44.999+ウェンズデーのミニドール1体+ハンド

いずれも米国以外の定価は、76788が£59.99/€69.99/CA$99.99、76787が£34.99/€39.99。どちらも本稿執筆時点(8月2日)で公式ストアは「近日発売(Coming soon)」表示だ。

ネバーモア・アカデミー76788 ── “初のミニフィグ”の意味

76788は、ドラマの舞台であるネバーモア・アカデミーをマイクロスケール(超小型)で再現したディスプレイモデルだ。背面が開き、寮の部屋・校長室・音楽室などの内部が現れる。土台には小物やフィギュアをしまえる隠し引き出しがある。890ピースで、サイズは高さ17cm × 幅21cm × 奥行19cm。

このセットに、シリーズで初めて標準サイズのミニフィグ(傘を持ったウェンズデー)が入る。校舎そのものはマイクロスケールなので、校内を歩くのは超小型のマイクロフィグ(ウェンズデーとイーニッド)。つまり1つの箱に「飾るための等身のミニフィグ」と「情景を動かすためのマイクロフィグ」が同居する、少し変わった構成だ。

ポイント

レゴのフィギュアには大きく3種類ある。ミニフィグ(定番の3.9cmの人形)、ミニドール(『フレンズ』系の、体型と顔立ちがより人間に近い人形)、マイクロフィグ(ボードゲーム等で使う、腕のない小型の駒)。76788にはこの3種のうちミニフィグとマイクロフィグが入る。

ミニドール vs ミニフィグ ── なぜ使い分けるのか

『ウェンズデー』のレゴは、2024年の第1弾からずっとミニドールを採用してきた。ミニドールは髪型・衣装・表情を細かく作り込めるため、俳優や衣装の“らしさ”を出しやすい。ファッション性の高いキャラクターや、ごっこ遊び向けのセットと相性がいい。

いっぽう標準ミニフィグは、レゴの象徴であり、組み替え・入れ替え・他セットとの互換が効く「システム」の中心だ。中古市場ではミニフィグ単体が活発に取引され、カスタムやコレクションの対象にもなる。76788がミニフィグを採用したのは、「飾る・集める」ディスプレイ寄りのセットだからこそ、と読める。

2025年の「モーティシアのコテージ」76786。ラーチ/モーティシア/ウェンズデー/ビアンカの4体はいずれもミニドール(レゴ公式画像)
2025年の「モーティシアのコテージ」76786。ラーチ/モーティシア/ウェンズデー/ビアンカの4体はいずれもミニドール(レゴ公式画像)

面白いのは、レゴが同じ日にこの2形式を並べて出したことだ。76788はミニフィグ、76787はミニドール。どちらかへ全面移行したわけではなく、セットの狙い(飾る/遊ぶ)に合わせて形式を選び分けている ── そう考えると、この2種同時発売はレゴのフィギュア戦略が見える発表でもある。

バックパック76787 ── こちらはミニドール

76787は、ネバーモアの生徒が持つような黒いバックパックを組み立てるセット。上部を開くと小さな寮の部屋が現れ、前面を開くと写真立てや小物入れになる ── “使える”ギミックが売りだ。側面には紫のバラが這い、401ピースでゴシックな雰囲気にまとまっている。

付属するウェンズデーは、公式説明でも "minidoll figure"(ミニドール)と明記。ブロック製のチェロと、ローラースケートに乗ったハンドが付く。同日発売でも、こちらは従来どおりのミニドール路線だ。

「ウェンズデー・バックパック」76787。左下がウェンズデーのミニドールとハンド、ブロック製のチェロ(レゴ公式画像)
「ウェンズデー・バックパック」76787。左下がウェンズデーのミニドールとハンド、ブロック製のチェロ(レゴ公式画像)

ウェンズデーのレゴ、これまでの3年

『ウェンズデー』のレゴは、実は毎年出ている。整理すると次のとおり(フィギュアはすべてミニドール。76780のみブロック製の大型フィギュア)。

主なセットフィギュア形式状態
2024ウェンズデーとイーニッドの寮の部屋(76781)、ウェンズデー・アダムス フィギュア(76780)、ウェンズデー&イーニッド(40750)ミニドール/ブロック製いずれも廃番
2025モーティシアのコテージ(76786)、ハンドのアパート(76785)、黒ダリア(76784)ミニドール76785はまもなく販売終了
2026ネバーモア・アカデミー(76788)、ウェンズデー・バックパック(76787)ミニフィグ(76788)/ミニドール(76787)10/1発売
2024年の「ウェンズデーとイーニッドの寮の部屋」76781。ここもミニドールだった(レゴ公式画像)
2024年の「ウェンズデーとイーニッドの寮の部屋」76781。ここもミニドールだった(レゴ公式画像)

2025年の新作は、Netflixでシーズン2(2025年配信)が世界的にヒットした流れに乗ったものだ。同作はNetflixの英語シリーズで歴代最多級の視聴を記録し、シーズン3も決定している。人気が続くなかで、レゴは3年連続で新作を投入していることになる。

日本での取り扱いと価格

日本のレゴ公式ストアも『ウェンズデー』を扱っているが、掲載は現在2点のみ。新作2種はまだ日本のページに出ていない(本稿執筆時点)。

セット日本公式価格米国定価1ドルあたり(税抜換算)
黒ダリア(76784)¥4,280$27.99約¥139
モーティシアのコテージ(76786)¥15,980$109.99約¥132
豆知識

「1ドルあたりの日本価格」は 日本定価(税込)÷1.1÷米国定価(税抜) で出した目安で、為替レートそのものではない。ウェンズデーの2点は¥132〜139と、レゴ全体の中央値(現行105セットの分析では約¥151)より低め ── つまり比較的ドルに近い価格で日本に来ている。

新作の日本価格は未案内だ。レゴの日本価格はドルから単純計算できない(この分析参照)ので、ここでは予想の数字は置かない。日本での発売可否と価格は続報待ちとしたい。

なお、廃番になった2024年の3作は、国内では中古がわずかに流通している(出品数は少なく、参考程度)。

セット(2024・廃番)米国定価国内の中古実勢(在庫あり最安)
ウェンズデーとイーニッドの寮の部屋(76781)$89.99約¥12,800〜
ウェンズデー・アダムス フィギュア(76780)$49.99約¥7,500
ウェンズデー&イーニッド(40750)$19.99約¥3,000
注意

上記の国内中古はBrimagaが捕捉できた楽天/Yahoo!の在庫あり出品(2026年7月時点・各数件のみ)。出品が少ないため“相場”と呼べるほどのサンプルではない。完品/箱・説明書の有無で価格は大きく変わる。

コレクター視点:初ミニフィグは何を意味するか

ミニフィグとミニドールは、単なる見た目の違いではない。ミニフィグはレゴの“共通言語”で、他セットのパーツと混ぜたり、単体で売買したり、カスタムの素体にしたりできる。そこにウェンズデーが加わるということは、キャラクターがレゴの巨大なミニフィグ・エコシステムに初めて足を踏み入れる、ということでもある。

ただし現時点で、そのミニフィグが手に入るのは76788ただ1つ。しかも用途は「マイクロスケール校舎の脇に飾る」ディスプレイ寄りだ。今後の新作でミニフィグが主役級に増えるのか、それとも76788だけの特別扱いで終わるのかは、まだ分からない。今回はっきり言えるのは、「レゴがウェンズデーで初めてミニフィグという選択肢を切った」という事実と、それをミニドールと同時に出したという、形式の使い分けの妙だ。

飾りたい人にとっては、初のミニフィグが入る76788が本命。遊びのギミックとミニドールが好きなら76787、という住み分けになりそうだ。日本での展開が2点にとどまっている点も含め、続報を追いたい。

※LEGO(R)・レゴ(R)はレゴグループの登録商標です。『ウェンズデー』およびアダムスファミリー関連の名称・キャラクターは、それぞれの権利者(Netflix ほか)に帰属します。本記事はレゴグループおよび権利者と関係のない非公式の情報記事で、掲載の仕様・価格・発売時期は変更されることがあります。価格・在庫は本文記載の時点のものです。

この記事が役に立ったらシェア
amazon

この記事のセットを Amazon で探す

※ Amazon のアソシエイトとして、Brimaga は適格販売により収入を得ています。価格・在庫は Amazon 上の表示をご確認ください。

ブリモのひとこと

初のミニフィグはネバーモアの方!バックパックはミニドールだよ、よく見てね。

Brimaga マスコットのブリモ

注記: 価格・在庫は記事公開時点の情報です。相場スコアは当サイト独自の指標であり、購入を推奨するものではありません。リンクにはアフィリエイト広告を含みます。

RELATED

関連記事

ニュース一覧 →