訂正のお知らせ(2026年8月17日) 本記事は公開当初、「全12種が2026年8月1日に日本のレゴ(R)公式ストアでも発売された」とし、¥2,480〜¥16,980の日本価格の一覧表を掲載していました。これは誤りです。 レゴ(R)スマートプレイの展開はアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・ポーランド・オーストラリアの6か国に限られており、日本では発売されていません。日本の公式ストアには商品ページがありますが、価格表示はなく購入できない状態です(2026年8月17日に全20セットのページで確認)。誤った日本価格の表は削除し、米国定価に差し替えました。読者の皆様にお詫びして訂正します。詳しい経緯は「レゴ史上最大の革新」は日本のストアに20セット並んでいるのに、1つも買えないにまとめました。
レゴのポケモン新ライン「スマートプレイ」全12種が、2026年8月1日に発売された。子ども向けのアクション・プレイセットで、ブロックで組んだポケモンを動かすと光や音が反応する——というのが売りだ。
ただし発売されたのは6か国のみ。ファミ通も「レゴコラボ第2弾が8月1日に海外で発売」と報じている。日本のレゴ(R)公式ストアのポケモンのテーマページには12種すべてが「新着」バッジ付きで並んでいるが、どのカードにも価格は入っておらず、商品ページを開いても「レゴ(R)スマートプレイの商品は現在、お住まいの地域ではご購入いただけません」と表示される。
この記事では、全12種の中身と米国定価を整理する。
スマートプレイ 全12種の一覧
価格は米国のレゴ(R)公式ストアの表示(2026年8月17日時点)、ピース数と対象年齢は日本の公式ストアの商品カードで確認した値だ。
| セット | 日本での名称 | ピース | 年齢 | 米国定価 | 電子 |
|---|---|---|---|---|---|
| 72159 | プリンのライブコンサート | 88 | 7+ | $14.99 | |
| 72157 | ヒトカゲとイシツブテのどうくつの冒険 | 198 | 6+ | $19.99 | |
| 72155 | フシギダネとビッパのベリー集め | 240 | 7+ | $19.99 | |
| 72156 | ゼニガメといっしょにトレーナーのバギーアドベンチャー | 320 | 7+ | $29.99 | |
| 72158 | ニャオハ、ホゲータ、クワッスのバトル | 313 | 8+ | $34.99 | |
| 72161 | ドローンでまぼろしのミュウ捜索 | 429 | 8+ | $49.99 | |
| 72162 | イーブイとラプラスのたからさがし | 623 | 8+ | $59.99 | |
| 72163 | ミュウツーの研究室の休み時間 | 605 | 10+ | $69.99 | |
| 72164 | ピカチューのトレーニングハウス | 400 | 6+ | $69.99 | ● |
| 72165 | ブラッキー vs. ガブリアスの最終決戦 | 831 | 10+ | $79.99 | |
| 72166 | カラカラとゲンガーのゴースト対決 | 782 | 8+ | $89.99 | |
| 72167 | リザードン vs. サンダースの究極のバトル | 751 | 8+ | $119.99 | ● |
この12種にはミニフィギュアは入らない。ポケモンはすべてブロックで組み上げる造形フィギュアで、ピカチュウやリザードンを自分で作る形式だ。「●」は電子パーツ(スマートブリック)入り。

「スマートプレイ」なのに、電子パーツが入るのは2種だけ
ラインの名前は「スマートプレイ」だが、光と音で反応する“スマートブリック”が実際に入っているのは12種のうち2種だけ——72164「ピカチューのトレーニングハウス」と、72167「リザードン vs. サンダースの究極のバトル」だ。レゴはこの2種を「オールインワン」と呼んでいる。72164にはスマートブリック1個・スマートタグ4枚・スマート充電器1個、72167にはスマートブリック2個・スマートタグ4枚・スマート充電器1個が入る。
残りの10種は電子パーツを持たない通常の組み立てセットで、スマートブリック入りの2種と組み合わせて遊ぶ“対応セット”という位置づけだ。買うときは「電子ギミックが欲しいのか、造形を組みたいだけなのか」を分けて選ぶといい。
価格のクセ:1ピースあたりで見ると、電子入りが跳ね上がる
いちばん安いのは72159「プリンのライブコンサート」の$14.99(88ピース)。ポケモン1体+マイクとスピーカーだけの小さなセットだ。
1ピースあたりの単価を出すと、12種のうち3種だけが飛び出す。高い順に72164が$0.175、72159が$0.170、72167が$0.160で、残る9種は$0.083〜$0.117に収まっている。
飛び出した3種の理由は同じではない。72159は88ピースの最小の箱で、小箱ほど1ピースが割高になるレゴ全般の傾向どおりだ。対して72164と72167はスマートブリック入りで、72164は400ピースもあるのに、88ピースの小箱と同じ単価帯にいる。電子部品は、小箱1個ぶんの割高さを400ピースのセットに持ち込んでいる、という見方ができる。
もう一つ面白いのは、いちばん高い72167($119.99)が、いちばん大きいセットではないこと。ピースが最も多いのは831ピースの72165「ブラッキー vs. ガブリアス」($79.99)で、72167は751ピース。差額の$40の相当部分は、スマートブリック2個と充電器のぶんとみられる。

無料の「メタモン」特典も、日本では対象外
海外では今回、対象額ぶんのスマートプレイを買うと、40887「ゼニガメ姿のメタモン:ムービーナイト」が無料でもらえる購入特典(GWP)が実施された。ゼニガメに化けたメタモンが、モンスターボール型のテレビでゼニガメの映画を観る——という遊び心のあるセットだ。
この特典は先行発売の6か国で実施されたもので、本体そのものが売られていない日本は当然ながら対象外になる。どうしても欲しい場合は、海外からの取り寄せか二次流通を待つことになる。

大人向けのポケモンレゴとは別物
スマートプレイは対象年齢6〜10歳前後の“遊ぶ”ラインで、同じレゴのポケモンでも、大人向けの“飾る”ラインとは別物だ。ディスプレイ系には、72152「ピカチュウ&モンスターボール」($199.99)、72153「フシギバナ・リザードン・カメックス」($649.99)、72154「アイコニック・トレーナー・モーメント」($299.99)といった高価格帯がある。

コレクター視点:日本のユーザーにとっては「待つ」以外の選択肢が高い
相場の観点では、スマートプレイ本体は値上がりを狙うラインではない。大量生産の子ども向け玩具で、6か国では在庫も潤沢だ。
日本のユーザーにとっての問題は希少性ではなく、入手経路がひとつしかないことのほうだ。国内モールに出ているのは並行輸入品だけで、Brimagaが捕捉した範囲では、ポケモンの3種(72163・72166・72167)が¥21,600〜¥31,900。日本で正規に売られていた場合の試算のおよそ1.6〜1.9倍にあたる。スター・ウォーズ側を含めた実勢価格と、無線機器を個人輸入する際の注意点は別記事にまとめた。
カタログは製品データベース、欲しい/所有の集計はトレンドで追える。日本での発売が動いたときは、また実測して報告する。
※「レゴ」「LEGO」および関連するロゴ・意匠はレゴグループの商標です。ポケモン、Pokémon、各ポケモンの名称は任天堂/クリーチャーズ/ゲームフリークおよび The Pokémon Company の関連権利に基づく版権です。本記事は非公式の情報記事であり、価格・仕様・特典の条件は変更される場合があります。米国定価・購入可否は2026年8月17日時点でレゴ(R)公式ストア(アメリカ・日本)で確認した内容、ピース数と対象年齢は同日のレゴ(R)公式ストア(日本)の商品カードに基づきます。
















