アイキャッチはAIによる生成イメージです(本文の製品画像は公式のものです)。
レゴアイデアの遊戯王コンペ「It's Time To Duel!」の結果が出ました。グランプリは、Step_on_a_Brick さんの 「The Heart of the Cards - Exodia」(1,913ピース) です。
発表したのはレゴアイデアの公式ブログで、公開は日本時間9月14日23時30分。13日の記事では「結果発表は19時」と書きましたが、実際はそこから4時間半遅れました(経緯は後半で説明します)。
公式ブログが発表したのは「グランプリに選ばれた作品」だけです。製品になるかどうか、いつ発売されるかには触れていません。コンペの要項も、グランプリは「実際のセットになるかもしれない」という書き方でした。この記事は9月15日10時半〜11時に公式ページを確認して書いています。
公式が書いたこと、書いていないこと
同じ発表を、海外の3媒体はそれぞれ違う強さで伝えています。公式ブログの本文と並べました。
| 項目 | 公式ブログ(レゴアイデア) | Brickset | StoneWars | Brick Fanatics |
|---|---|---|---|---|
| グランプリの作品 | Exodia | Exodia | Exodia | Exodia |
| 製品になるか | 記載なし | 「公式セットになる」 | 「公式セットとして発売される」 | 「ブログは明言していない。可能性は高い」 |
| 発売時期 | 記載なし | 「おそらく2027年後半」 | 記載なし | 記載なし |
公式ブログの本文は短く、「レビュー委員会が5作品を選んでファン投票にかけ、グランプリはこの作品に決まった」「参加してくれた全員に感謝する」という内容だけです。記事の最後についているタグも「challenge」「selection」「announcement」の3つでした。
コンペの要項には「ファン投票に残った作品はすべて製品化の対象になりうる」「最終判断は審査委員会が行う」とも書かれています。「グランプリに選ばれた=製品化が決まった」とは、公式の文章からは言えません。StoneWarsとBricksetは一歩踏み込んだ書き方をしていて、Brick Fanaticsの書き方がいちばん公式の文面に近い、というのが実際のところです。
優勝作はどんな作品か
作者が作品ページに書いた説明をまとめると、こうなります。
- ピース数:1,913ピース(コンペの上限は2,000ピース)
- 遊戯:ミニフィギュアではなく、ブロックで大きく組んだ人形。複数の関節が動く
- エクゾディア:ブロックで作ったカードの中から「現れる」構図。上半身が回転し、腕と頭が動く
エクゾディアは、コナミの公式カードデータベースでは「封印されしエクゾディア」。このカードと「封印されし者の右腕・左腕・右足・左足」の計5枚が手札にそろうと、その時点でデュエルに勝つという特別な勝ち方を持つカードです。作品の「ブロックで作ったカードからモンスターが現れる」構図は、カードをそろえて呼び出すというこのカードの性質と重なって見えます(作者自身は、アニメ第1話へのオマージュだと書いています)。
コメント数で見ると、この作品は13日の時点で271件と5作品の中でいちばん多く、今朝は282件に増えていました。ただしコメント数は票数ではありません。票数は今も公開されていないので、ファン投票でも1位だったかどうかは分かりません。
最終5作品のうち、ミニフィグを使っていないのは優勝作だけ
Brick Fanaticsは「優勝作は最終候補の中で唯一ミニフィギュアが入っていない作品だった」と指摘しています。自分でも5作品を確かめました。
| 作品 | ミニフィギュア | 確かめ方 |
|---|---|---|
| The Heart of the Cards - Exodia(優勝) | なし(遊戯はブロック組み) | 作者の説明文 |
| Summoning Slifer the Sky Dragon at Battle City - REDUX | あり(遊戯) | 作者の説明文 |
| Blue-Eyes White Dragon – Duel Display | あり(海馬瀬人) | 作者の説明文 |
| Duel Across the Millennia | あり(複数体) | 作品画像 |
| Millennium Puzzle: Duel of Eternal Rivals | あり(2体) | 作品画像 |
説明文にミニフィギュアの記載がない2作品も、作品ページの画像を開くと、どちらにもミニフィギュアが立っていました。5作品中4作品がミニフィギュアを使い、残る1作品が選ばれたことになります。
Brick Fanaticsはこの結果から「レゴの遊戯王のミニフィギュアは、今後も出てこない可能性が高い」という見立ても書いています。理由として挙げているのは、遊戯の髪型やデュエルディスクをミニフィギュアで表すには新しい部品が必要になること、そしてコンペ由来の製品である Wallace & Gromit にもミニフィギュアが入っていないことです。

ただ、これはあくまで媒体の見立てです。コンペの優勝作から生まれた製品には、X-Files のようにミニフィギュアが8体入ったものもあります(レゴのプレスリリースより)。製品版で遊戯がどんな形になるかは、製品が発表されるまで分かりません。

13日の記事の訂正:発表の時刻
13日の記事では、コンペのページに埋め込まれていた日時データをもとに「結果発表は日本時間9月14日19時」と書きました。実際の経過はこうです。
| 確認した時点 | 何が起きていたか |
|---|---|
| 9月13日15時 | ページの日時データは「9月14日10時(協定世界時)」=日本時間19時 |
| 9月14日23時30分 | 公式ブログでグランプリを発表 |
| 9月15日10時半 | ページの日時データが「9月14日15時(協定世界時)」=日本時間15日0時に変わっていた。コンペのページの表示は「まもなく発表」のままで、5作品とも選考結果が付いていない |
つまり、ページの発表時刻は13日から15日のあいだに書き換わっていて、発表そのものはブログが先でした。コンペのページだけを見ていると、今朝の時点ではまだ結果が出ていないように見えます。13日の記事にも、この訂正と続報を追記しました。
発売はいつごろになりそうか
13日の記事で、過去にコンペの優勝作から製品になった4作(グーニーズ・ラブバード・X-Files・Wallace & Gromit)の「結果発表から発売まで」を数えました(コンペから製品になる流れは9月1日の記事でも整理しています)。325日〜463日です。
これを9月14日に当てはめると、2027年8月5日〜12月21日。Bricksetの「おそらく2027年後半」は、この幅の中に収まっています。ただしこれは、過去4回の間隔を機械的に足した試算であって予想ではありません。前提になる「製品化」自体が、まだ公式に発表されていないからです。
参考までに、X-Files はコンペの結果発表(2025年6月25日)から、レゴが製品を正式に発表する(2026年7月21日)まで391日かかっていました。遊戯王に同じ間隔を当てはめると、製品の正式発表は2027年10月ごろになります。
コレクター視点:まだ買えるものは何もない
日本の読者にとっていちばん大事なのは、今の時点で予約も購入もできるものは何もないということです。
- Bricksetで「yu-gi-oh」「exodia」を検索しても、今朝の時点で製品は0件
- 製品番号・価格・ピース数は、どれも発表されていない
- 過去の例では、製品のピース数はコンペの応募作と一致しない(Wallace & Gromit は「1,000ピースまで」のコンペから、1,038ピースの製品になった)
レゴアイデアで遊戯王の次に日本発の作品の結果が出るのは、同じレゴアイデアのポケモンカードのコンペで、発表予定は日本時間2027年2月4日20時です(13日の時点のページの日時データ。今回のように直前で変わる可能性があります)。
Brimagaでは、レゴアイデアから遊戯王の製品が正式に発表された時点で、番号・価格・中身を改めて追いかけます。
まとめ
- レゴアイデアの遊戯王コンペのグランプリは 「The Heart of the Cards - Exodia」(Step_on_a_Brick・1,913ピース)
- 公式ブログの公開は日本時間9月14日23時30分。13日の記事の「19時」は外れた(ページの日時データが直前に書き換わっていた)
- 公式ブログは製品化にも発売時期にも触れていない。海外3媒体のうち2媒体は「公式セットになる」と一歩踏み込んで書いている
- 最終5作品のうち、ミニフィギュアを使っていないのは優勝作だけ
- 過去4作の間隔を当てはめた発売の試算は2027年8〜12月。ただし製品化はまだ未発表で、今買えるものは何もない
※ LEGO(R)、レゴ(R)はレゴグループの商標です。遊☆戯☆王およびカード名・キャラクター名は各権利者の商標または著作物です。本記事はレゴグループ・各権利者とは関係のない非公式の情報記事で、製品化・価格・発売時期は2026年9月15日時点で発表されていません。





