BRIMAGA
新製品2026/9/12 公開11分で読めます

本を読む鉢と、お茶を持つ鉢 ── レゴ ボタニカル 10371「Cozy Plants」は248ピースで11月1日。日本の棚では同じ22.99ドルが¥2,980と¥3,280に割れていて、この路線の2本は高いほうにいる

甲斐ショウジ甲斐ショウジ· Brimaga 編集長
この記事のポイント

9月11日の夜から12日の未明にかけて(日本時間)、レゴ(R)ボタニカルの小さな植物シリーズの3作目が正式発表された。10371「Cozy Plants」は248ピース・9歳以上・$22.99で、発売は11月1日。茶色の鉢が本を読み、紫の鉢がマグカップを持つ2体セットで、鉢と植物は入れ替えられる。日本価格と日本語名は未発表だが、日本の棚で同じ$22.99のセットを9件並べると、7件が¥2,980・2件が¥3,280に割れていて、¥3,280側にいるのはこの路線の先行2本だけだった。

本を読む鉢と、お茶を持つ鉢 ── レゴ ボタニカル 10371「Cozy Plants」は248ピースで11月1日。日本の棚では同じ22.99ドルが¥2,980と¥3,280に割れていて、この路線の2本は高いほうにいる(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))
目次
  1. 確定しているスペック
  2. 中身は「本を読む鉢」と「お茶を持つ鉢」
  3. 3作目にして、発売の間隔が半分になった
  4. 日本ではいくらになるか ── $22.99 は棚で2つに割れている
  5. 数字は、発表の1か月前から動いていた
  6. Bricksetは248と書いているのに、Brimagaのカタログはまだ空欄
  7. コレクター視点:まだ慌てる番号ではない
  8. まとめ

レゴ(R)ボタニカルの「顔のついた植木鉢」シリーズに、3作目が出る。9月11日の夜から12日の未明にかけて(日本時間)海外の3媒体が相次いで報じ、米国のレゴ公式ストアにも商品ページが立った。10371「Cozy Plants」── 248ピース、$22.99、発売は11月1日。茶色の鉢は本を読み、紫の鉢はマグカップを持っている。

日本の価格も日本語名も、まだ発表されていない。ただし同じ路線の先行2本が日本でいくらなのかは分かっていて、そこから数えていくと、この価格帯の日本の棚が少し変わった形をしていることが見えてくる。

確定しているスペック

項目内容
型番10371
製品名Cozy Plants(米国ストアの表記)/Cosy Plants(Bricksetの見出し)
テーマボタニカル > Happy Plants(この路線の3作目)
ピース数248
対象年齢9歳以上
完成サイズ高さ11cm × 幅8cm × 奥行7cm(ペパーミントの鉢)
箱のサイズ19.1 × 20.5 × 4.6cm
定価$22.99/£17.99/€19.99
発売日2026年11月1日
デザイナーIsabelle van Vleuten
EAN5702018312148
日本価格・日本語名・日本の発売日未発表
注意

日本価格を確認できる場所は、9月12日時点でどこにもない。レゴ公式ストア(日本)の商品ページは "cozy" "cosy" どちらの綴りでも404、今朝7時50分に取得した日本の棚1,023件にもこの番号は入っていない。下の試算はあくまで試算で、価格を決めるのはレゴジャパンだ。

箱の下の帯には「9+|10371|248 pcs/pzs」、正面のロゴは米国表記の「Cozy PLANTS」(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))
箱の下の帯には「9+|10371|248 pcs/pzs」、正面のロゴは米国表記の「Cozy PLANTS」(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))

中身は「本を読む鉢」と「お茶を持つ鉢」

公式画像を1400ピクセルで開いて数えると、入っているのは鉢が2つ、植物が2株、それに小物が少し。

  • 茶色の鉢にはペパーミント。淡い紫の小さな花が縦に連なり、幅の広い緑の葉が開く。鉢には目と口があり、腕のような曲がったパーツが付いていて、足元に開いた白い本が置かれている。
  • 紫の鉢にはカモミール。白い花びらに黄色い芯の花が4輪、細い葉と一緒に伸びる。こちらは黒いマグカップを手にしていて、白い湯気のパーツが立ち上がっている。脚は4本の円筒。

米国ストアの商品説明は、この2つを「どちらの鉢にどちらの植物を植えるか選べる(interchangeable)」と書いている。実際、箱の裏の写真は表と逆の組み合わせで、紫の鉢にペパーミント、茶色の鉢にカモミールが植わっていた。右上には植物を差し替える手順の図も入っている。

茶色の鉢にペパーミント(淡い紫の花)、紫の鉢にカモミール(白い花びらに黄色い芯)。手前の白いパーツは開いた本(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))
茶色の鉢にペパーミント(淡い紫の花)、紫の鉢にカモミール(白い花びらに黄色い芯)。手前の白いパーツは開いた本(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))
豆知識

完成サイズの11cmは箱の裏にも「11 cm / 4 in.」と寸法線つきで印字されている。測っているのは葉と花を含めたペパーミントの鉢の高さで、鉢だけなら手のひらに乗る大きさだ。

2つの植物は根元から外して差し替えられる。公式画像でもその手順が示されている(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))
2つの植物は根元から外して差し替えられる。公式画像でもその手順が示されている(画像: レゴグループ(レゴ公式ストアの製品画像より))

3作目にして、発売の間隔が半分になった

Bricksetはこの路線を「Happy Plants」というサブテーマで束ねている。第1弾の名前がそのまま路線名になった形だ。花束や観葉植物を実物大で作るボタニカルの本流とは別に、顔と手足のついた小さい鉢だけで続いている枝で、3作を並べると、変わっているところと変わっていないところがはっきり分かれる。

10349 ハッピープランツ11506 ロッキングプランツ10371 Cozy Plants
発売日(LEGO.com)2025年6月1日2026年5月1日2026年11月1日
ピース数217253248
米国定価$22.99$22.99$22.99
1ピースあたり(米ドル)10.6セント9.1セント9.3セント
日本価格(9月12日時点の公式ストア)¥3,280¥3,280未発表
箱のサイズ26.2×14.1×4.8cm19.1×20.5×4.6cm19.1×20.5×4.6cm
デザイナーAaron Newman/Pernille RavnMarina StampoliIsabelle van Vleuten

3作とも定価は $22.99/£17.99/€19.99 で、1ペニーも動いていない。動いたのはピース数(217→253→248)と、発売の間隔だ。第1弾から第2弾までが11か月、第2弾から第3弾までは6か月しかない。

細かいところでは、箱のサイズが第2弾と第3弾で 19.1×20.5×4.6cm とまったく同じになっている。横長だった第1弾の箱(26.2×14.1×4.8cm)から、第2弾でほぼ正方形に変わり、そのまま使い回されている。中身が5ピース減っても箱は同じ、ということでもある。デザイナーは3作とも別の人が担当している。

第1弾 10349「ハッピープランツ」(2025年6月1日発売・217ピース)
第1弾 10349「ハッピープランツ」(2025年6月1日発売・217ピース)
第2弾 11506「ロッキングプランツ」(2026年5月1日発売・253ピース)
第2弾 11506「ロッキングプランツ」(2026年5月1日発売・253ピース)

日本ではいくらになるか ── $22.99 は棚で2つに割れている

日本価格を占うのに、「$22.99を今日のレートで換算する」のはいちばん当てにならないやり方だ(7月にレゴ105セットで実測したとおり、1ドルあたりの日本価格は1.6倍の幅で散らばる)。使えるのは、同じ$22.99が日本の棚で実際にいくらで売られているかのほうだ。

今朝7時50分に取得したレゴ公式ストア(日本)の棚で、米国定価が$22.99のセットは9件あった。

セットテーマピース日本価格在庫(9/12 7:50)
71840 ローグとドリックスのカーレースニンジャゴー111¥2,980在庫あり
71839 エリンのスピン術・メカスーツニンジャゴー213¥2,980在庫切れ
75449 マンダロア包囲戦 バトルパックスター・ウォーズ116¥2,980在庫あり
75412 デス・トルーパーとナイト・トルーパー バトルパックスター・ウォーズ119¥2,980在庫切れ
76320 アイアンマン&ウォーマシン vs. ハンマードローンマーベル(インフィニティ・サーガ)204¥2,980在庫切れ
77058 キャラメルのちいさなおうちどうぶつの森149¥2,980在庫あり
77075 ピーリーとスパークプラグのキャンプ場フォートナイト250¥2,980在庫あり
10349 ハッピープランツボタニカル217¥3,280在庫あり
11506 ロッキングプランツボタニカル253¥3,280在庫あり

9件のうち7件が¥2,980、残る2件が¥3,280。差は¥300(10.1%)で、高いほうにいるのはこの記事で扱っている路線の2本だけだった。

税抜に換算して1ドルあたりの日本価格を出すと、¥2,980組が117.8円、¥3,280組が129.7円になる。ここで母集団を広げてみると位置づけが分かる ── 今朝の棚に価格が出ていて米国定価も判明している839件(アパレルなどのグッズと、ピース数が分からない行を除いたブロックのセット)で同じ計算をすると、中央値は150.6円、四分位範囲は136.9〜154.1円。130円を下回るのは99件(11.8%)しかない。

つまり22.99ドルという値札は、日本の棚では全体から見てかなり安い側に乗っている価格帯で、ボタニカルの2本はその中でわずかに高いほう、ということになる。

本命は素直に¥3,280だろう。そうなると1ピースあたりは¥13.2で、第2弾の¥12.96をわずかに上回り、第1弾の¥15.12よりは安い。もし¥2,980側に乗るなら¥12.0で、この路線でいちばん安い1ピースになる。

注意

中央値150.6円は7月29日の記事と同じ数字だが、母集団は別物(あちらは自社カタログの日本定価105件、こちらは今朝の棚839件)。同じ値になったのは偶然で、片方がもう片方の裏づけになるわけではない。

数字は、発表の1か月前から動いていた

Brimagaは毎朝6時にBricksetと同期して、各セットの「欲しい(ウィッシュリスト登録数)」を記録している。10371の記録をさかのぼると、正式発表よりずっと前から数字が積み上がっていた。

日付(日本時間)出来事10371の「欲しい」
8月11日 19:21Brick Fanaticsが「11月発売」と報じる(噂)
8月12日 6:00Brimagaのカタログに10371が登場(名前は空欄)
8月15日集計の記録が始まる32
8月26日 2:28Xに画像が出回る(第三者アカウント)51(同日6時)
8月27日 6:0081
8月28日 6:00102
9月11日 6:00157
9月11日 22:37〜9月12日 4:00海外3媒体が正式発表を報じる
9月12日 6:00カタログの名前が「Cosy Plants」に埋まる158

画像が出た当日6時の集計はまだ51で、前日・前々日とまったく同じだった。跳ねたのは翌朝の81(+30)と、その次の朝の102(+21)。画像が出る前の8日間(8月18日〜26日)は37→51で1日あたり2件に満たないペースだったので、その日だけ15倍以上の増え方をしたことになる。8月15日の32から発表前日の157までで見れば、約1か月で4.9倍だ。

一方で、正式発表そのものの反応はまだ出ていない。今朝6時の集計は158で、前日からの増加はわずか1。発表(22:37〜4:00)から集計までは2〜7時間しかないからだ。

この「反応は翌々朝」は、前日のダウントン・アビーの記事で書いた見立てでもある。そちらは今朝の集計で答え合わせができた ── 発表翌朝の105から、今朝は260(+155)へ2.5倍。前日までは1日2〜4件ずつしか増えていなかったので、丸一日遅れて反応が出る形がそのまま再現された。10371の本当の数字が見えるのも、明日の朝になる。

比較のために置いておくと、第2弾11506の「欲しい」は今朝1,342。こちらは毎日1桁ずつ動いている。第1弾10349は1,427だが、8月31日から13日間まったく同じ値のままなので、今回は対照に使わなかった(巡回の範囲から外れていて更新が止まっている疑いがある)。

Bricksetは248と書いているのに、Brimagaのカタログはまだ空欄

正直に書いておくと、この記事の数字はほとんどBrimagaの外から取ってきたものだ。今朝6時の同期でカタログの10371に入ったのは名前だけで、248ピースという数字はまだ自社のデータベースに入っていない。

理由は素直なもので、Brimagaのピース数は部品リストを持つ外部カタログ(Rebrickable)から取り込んでいて、そこに新作が載るのは発売が近づいてからだからだ。Bricksetから先に届くのは「番号・名前・定価・発売予定日」で、ピース数の欄は空いたまま先に行が立つ。

同じ状態のセットがどれくらいあるかを数えると、2027年発売の255件のうち241件(94.5%)、2026年発売の779件のうち66件(8.5%)、2025年発売まで下がると933件中4件(0.4%)2027年のカタログが空欄だらけだと書いたときと同じで、空欄はいずれ埋まる。10371の248も、11月が近づけば入る。

コレクター視点:まだ慌てる番号ではない

相場の観点でまず書いておくと、この路線はまだ1本も廃番していないので、廃番後にどうなるかの実例が存在しない。だから値上がりするともしないとも言えない。言えるのは、価格が跳ねるときの条件(数が少ない・売られた期間が短い・そもそも高額)から、この3本が遠いところにいるということだけだ。

実際、第2弾11506の所有登録数は8月9日の1,922から今朝の2,371へ、34日で449件(+23.4%)増えている。同じ期間の「欲しい」は1,340→1,342とほぼ横ばいで、つまり欲しいと思った人がそのまま買えている状態が続いている。品薄でも争奪戦でもない。

先行2本はどちらも今日時点で在庫あり、廃番の予告も出ていない。評価はBricksetで第1弾が4.4(152件)、第2弾が4.5(37件)。11月の新作を待つあいだに先行2本を押さえておく、という買い方は普通に成立する。

10371そのものについては、日本の読者に今できることは無い。米国ストアも「Coming soon」で予約は始まっておらず、日本の商品ページはまだ存在しない。分かっているのは、11月1日に248ピースで出るということだけだ。日本価格が載ったら、上の$22.99の表に3行目としてどちらの値段で並ぶのかを追記する。

まとめ

  • レゴ(R)ボタニカル 10371「Cozy Plants」が正式発表。248ピース・9歳以上・$22.99/£17.99/€19.99で、発売は2026年11月1日
  • 中身は本を読む茶色の鉢(ペパーミント)マグカップを持つ紫の鉢(カモミール)。植物は入れ替えでき、箱の裏はわざわざ入れ替えた状態を見せている
  • Happy Plants路線の3作目。3作とも定価は同額で、変わったのはピース数(217→253→248)と発売の間隔(11か月→6か月)。箱は第2弾と完全に同じサイズ
  • 日本価格は未発表。同じ$22.99のセットは日本の棚で7件が¥2,980・2件が¥3,280に割れ、¥3,280側にいるのはこの路線の2本だけ。本命は¥3,280(1ピースあたり¥13.2)
  • 「欲しい」は8月15日の32から発表前日の157まで1か月で4.9倍。跳ねたのはXに画像が出た翌朝で、正式発表の反応はまだ数字に出ていない

※ LEGO(R)、レゴ(R)はレゴグループの商標です。本記事はレゴグループとは関係のない非公式の情報記事で、日本での価格・発売日は未発表です。掲載の数値は2026年9月12日時点で確認したものです。

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本を読む鉢と、お茶を持つ鉢。植物は入れ替えできるんだって!

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