※アイキャッチ画像は公式セット画像をもとにした装飾イメージです。本文中のセット画像は公式画像です。
花は枯れても、ブロックの花は枯れない。そんな魅力で大人のレゴ(R)の定番になったボタニカルシリーズに、この夏の新作が発表されました。8月1日発売の「ゴールデンポトス」「ダークフラワーアレンジメント」の2セットに加え、シンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴとコラボした紫のフラワーブーケも同日発売。3セットとも日本のレゴ(R)公式オンラインストアにすでに掲載されており、ダークフラワーとオリヴィアのブーケは予約受付が始まっています(執筆時点)。
新作3セットの概要
| セット | 番号 | ピース | 日本価格 | 発売日 |
|---|---|---|---|---|
| ゴールデンポトス | 11512 | 372 | ¥9,480 | 2026年8月1日 |
| ダークフラワーアレンジメント | 11513 | 562 | ¥9,480 | 2026年8月1日 |
| オリヴィア・ロドリゴのフラワーブーケ | 11507 | 400 | ¥7,480 | 2026年8月1日 |
※価格は日本の公式オンラインストアの表示(執筆時点)。
ゴールデンポトス(11512)は「つり下げ」対応
観葉植物の定番・ポトスがついにボタニカルに登場です(英名 Hanging Golden Pothos)。最大の特徴は2通りの組み方が選べること。鉢から長い蔓を2本垂らして棚やシェルフの縁から下げるスタイルと、4本の蔓を均等に広げてテーブルに置くスタイルを、同じパーツから組み替えられます。レゴ公式が「つり下げて飾る」を正面から打ち出したボタニカルはこれが初めてです。

ポトス特有の斑(ふ)入りの葉には、モクレン(11510)で初採用された「2色の樹脂を混ぜるマーブル調のデュアルモールド成形」を継承。同じ模様が2つとない斑入りの葉を、印刷でなく成形そのもので再現する技法です。一方、海外の先行レビューでは造形を高く評価しつつ「372ピースで$59.99は割高」と価格に厳しい声もあり、評価は造形と価格で割れています。
ダークフラワーアレンジメント(11513)—— 黒を主役にしたのはシリーズ初
これまで明るい色調が中心だったボタニカルに、黒・深紫系の花を主役に据えた"ムーディー"なアレンジメントが加わります(黒系を主役にしたのはシリーズ初)。562ピースで新作3セット中最もボリュームがあり、花は差し替え・組み替えができるモジュラー構造。公式にはコスモスの花(11514)など手持ちの他のボタニカルと混ぜて飾ることも想定されています。

明るい花が多い部屋のアクセントに「ダーク系を1つ」という需要は生花のフラワーアレンジでも定番。インテリア文脈をそのまま持ち込んだ、シリーズの幅を広げる一手です。
オリヴィア・ロドリゴのフラワーブーケ(11507)—— アーティスト初のコラボブーケ
「drivers license」「good 4 u」などで知られるオリヴィア・ロドリゴと組んだ、音楽アーティストを題材にしたものとしては初のブーケです。彼女のアイコンカラーである紫を基調に11本の花を収録。エレキギターの形をした花びらや、チェリー・星・蝶・黒いハートなど、楽曲やアートワークにちなんだモチーフが花の中に散りばめられています。

このブーケは今回発表されたオリヴィア・ロドリゴのレゴ(R)エディション・コレクション(全5セット)の1つ。レゴ公式発表によれば、複数の専用セット展開を受ける音楽アーティストは彼女が初です(ビートルズやBTSなどはこれまで単発セットでの登場でした)。対象年齢はボタニカル通例の18+ではなく9+で、コレクション5セットの中で唯一ミニフィグが付かないセットでもあります。
現行ボタニカルはいくらで買える?(国内実勢価格)
新作を待つ間にチェックしたい現行セットの国内EC最安値はこちら(本稿執筆時点・brimaga調べ)。
| セット | 番号 | 定価 | 国内最安値* |
|---|---|---|---|
| コスモスの花 | 11514 | ¥2,480 | ¥2,170〜 |
| ウォーターリリー(睡蓮) | 11511 | ※未確認 | ¥5,930〜 |
| ピースリリー | 11504 | ¥9,480 | ¥6,997〜 |
| モクレン | 11510 | ¥8,280 | ¥7,453〜 |
| フラワーウォールデコレーション | 11503 | ¥14,980 | ¥14,980〜 |
*価格は変動します。日本定価が「※未確認」のセットは brimaga のデータベースに定価登録がないものです。最新の価格・相場スコアは各製品ページで確認できます。
表のとおり、現行ボタニカルは定価かそれ以下で普通に買えます(ピースリリーは約26%オフ)。興味深いのはフラワーウォールデコレーション(11503)で、公式のレゴストア楽天市場店は定価販売を続けている一方、マーケットプレイスの一部ショップは¥18,000超の値付けをしています(執筆時点)。定価で買える販路が残っているうちは慌てる必要はありませんが、転売系の強気な値付けは品薄気配のシグナルとして読めます。
コレクター視点:ボタニカルは「枯れない」から強い
ボタニカルシリーズは2021年の「盆栽」「フラワーブーケ」から始まり、いまや大人向けレゴの看板テーマに成長しました。相場の観点で見ると、このシリーズには追い風が2つあります。
- 需要が季節で繰り返す——母の日・記念日・引っ越し祝いなど、ギフト需要が毎年発生する
- 実用品として飾られ続ける——組んだ後も「インテリア」として現役なので、中古に流れにくい
実際、廃盤になったセットには値上がりの実例があります。2021年発売のストレリチア(極楽鳥花・10289)は2023年末に生産を終了し、米国では定価$99.99に対し新品の参考値が$240前後、つまりおよそ2.4倍とされています(BrickEconomy調べ・2026年7月時点)。もちろん全セットが値上がりするわけではありませんが、「現行のうちに定価以下で買う」が効きやすいテーマです。
今回のゴールデンポトスとピースリリー(11504)は、どちらも「水やり不要の観葉植物」枠。ボタニカルは切り花系(ブーケ・アレンジメント)と観葉植物系(ポトス・盆栽・多肉)の2系統で集めると飾り分けしやすいですよ。
新作3セットの発売は8月1日。現行セットの価格・相場スコアはデータベースで毎日更新しています。買い時の判断には相場の見方ガイドもどうぞ。
出典: レゴ(R)公式オンラインストア(日本)、LEGOグループ公式発表、Brickset、Jay's Brick Blog、BrickEconomy ほか(記事末尾のソース一覧参照)。価格・予約状況は2026年7月6日時点の情報です。











