「アイアイキャプテン!」──14年の沈黙を破って、スポンジ・ボブがレゴに帰ってきた。2026年9月1日発送で予約が始まった スポンジ・ボブ:ビキニタウン(11386) は、子ども向けではなく 大人向けのレゴ(R) Icons。1,794ピース・日本価格 ¥36,980 という、往年のファンをまっすぐ狙った本格的な復活だ。
画像はAIによる生成イメージです。実在のセット画像はデータベースの公式画像を掲載しています。
確定スペック ── 大人向けIconsとして帰還
レゴ公式(レゴ.com)で予約が始まっており、スペックは確定している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セット名 | スポンジ・ボブ:ビキニタウン(11386) |
| テーマ / 対象 | レゴ(R) Icons / 18+ |
| ピース数 | 1,794 |
| 日本価格 | ¥36,980 |
| 海外価格(参考) | $219.99 / £189.99 / €209.99 |
| 発売 | 2026年9月1日発送(予約受付中・購入上限3) |
| 入手先 | レゴ.com/レゴ(R)ストア限定 |
アニメの舞台「ビキニ・ボトム」は、日本語版では 「ビキニタウン」。レゴの正式なセット名も日本では「スポンジ・ボブ:ビキニタウン」で統一されている。

3つの家が並ぶ、海底の街
セットは、ビキニタウンを象徴する3軒の家を横並びに再現する。スポンジ・ボブのパイナップルの家(リビングと寝室の内装つき)、モアイ像そっくりの イカルドの家(屋上ラウンジまで作り込まれる)、そして石ころそのものの パトリックの岩。さらに クラゲ畑(Jellyfish Fields) のシーン、街の標識、スポンジ・ボブがシャボン玉を売るスタンド、水中を走る車“ボートモービル”などが並ぶ。各媒体のレビューでは、原作ファンがニヤリとする小ネタが随所に仕込まれていると報じられている。
顔ぶれはミニフィグ3体+ゲイリー ── 新規造形で刷新
本セットに確定で付属するのは、スポンジ・ボブ/パトリック/イカルドのミニフィグ3体(新造形で刷新)と、組み立て式のペット ゲイリー。劇中でスポンジ・ボブが描いた別人格“ドゥードゥルボブ”も小さなビルドとして仕込まれる。一方で カーニ(Mr. Krabs/ハンバーガー店「カニカーニ」のオーナー)、サンディ、プランクトンは本セットには含まれない——ファンからは追加セットでの登場を期待する声が上がっている。
「レゴのスポンジ・ボブは初めて?」と思うかもしれないが、実は2006〜2012年の旧シリーズでも彼らは専用パーツで成形された“ミニフィギュア”だった(ブロックを積み上げる組み立て式ではない)。当時はスポンジ・ボブ/パトリック/イカルド/カーニ/サンディら用に新しいパーツ形状が起こされ、プランクトンだけは顔をプリントした小さな円筒ブロックで表現されていた。今回のニュースは「初のフィギュア化」ではなく、14年ぶりに新規造形で刷新されたという点にある。海外レビューでも「新しいスポンジ・ボブの出来が良い」と評判だ。
ブリックヘッズ版も同時展開(40858)
同じ9月1日発送で、手のひらサイズの レゴ(R) ブリックヘッズ スポンジ・ボブ(40858) も登場する。72ピース・対象10歳以上・日本価格 ¥1,980。クラゲ採りの網などの小物つきで、ディスプレイやギフト向けの入門アイテムだ。
封印されていた2006–2012 ── 旧シリーズの系譜
スポンジ・ボブは、かつて 単独テーマとして2006年から2012年まで展開され、以後14年間ずっと新作が途絶えていた。当時の主なセットを並べると、いま復活が“刺さる”理由が見えてくる。
| セット | 年 | ピース | 当時の定価 | 世界の“欲しい” |
|---|---|---|---|---|
| 3825 Krusty Krab | 2006 | 298 | $19.99 | 1,674 |
| 3827 Adventures in Bikini Bottom | 2006 | 579 | $39.99 | 1,554 |
| 3830 The Bikini Bottom Express | 2008 | 210 | $19.99 | 1,425 |
| 3833 Krusty Krab Adventures | 2009 | 209 | $24.99 | 1,406 |
| 3834 Good Neighbors at Bikini Bottom | 2009 | 425 | $39.99 | 1,363 |
| 3818 Bikini Bottom Undersea Party | 2012 | 471 | $49.99 | 1,736 |

「欲しい」は Brickset のウィッシュリスト登録数(所有数とは別の指標)。人気の目安にはなるが、実際に売れた数や現存数を示すものではない。
旧シリーズはすべて生産終了済み。日本での正規展開は限定的で、国内ではまとまった数が出回りにくいカテゴリーだ(並行輸入や専門店・中古が主な入手経路になる)。
コレクター視点:旧作の“欲しい”が、復活の追い風を語る
供給が絶たれて10年以上が経つ旧作は、二次流通で価格が大きく育っている。

- 3825 Krusty Krab(定価 $19.99)── 新品未開封で 約$464 とされる(BrickEconomy 参考値)。わずか298ピースの小型セットが、定価の20倍超に。
- 3818 Bikini Bottom Undersea Party(定価 $49.99)── 新品未開封で 約$355 とされる。旧シリーズで“欲しい”が最も多い(1,736)セットでもある。
二次相場は「新品・箱付き(完品)」を基準にした参考値で、バラ(欠品・箱なし)は大きく下がる。相場は時期で変動するため、あくまで目安として見てほしい。
旧作の“欲しい”がいまも軒並み1,000超で高止まりしているのは、14年の空白で「欲しくても手に入らない」層が滞留してきたことの裏返しでもある。今回の11386は、その渇望に対する“公式の再供給”という意味を持つ。
ただし、旧作の値上がりがそのまま新作に当てはまるわけではない。11386は レゴ.com限定・購入上限3・大人向けディスプレイ設計で、往年の小型プレイセット(数千円)とは価格帯(¥36,980)も狙いも別物だ。「懐かしい小型セットの復刻」ではなく「Iconsの大型ディスプレイモデルとしての再解釈」と捉えるのが正確だろう。相場の観点では、まずは発売後の実勢価格と、廃盤時期の見極めが焦点になる。気になる人は相場スコアの見方や急上昇ランキングもあわせてチェックしておきたい。
「スポンジ・ボブ」は Paramount/Nickelodeon の商標です。本記事はレゴグループおよび各権利者とは関係のない、非公式のファンメディアによる情報記事です。価格・仕様・同梱内容・発売時期は変更される場合があります。








