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レゴ(R) ワンピース第2弾7種が8月1日発売 ── 入れ替わりに1作目が“まもなく廃番”へ。第1弾は1年で最大+23.3%値上がりしていた

甲斐ショウジ甲斐ショウジ· Brimaga 編集長
この記事のポイント

Netflix実写版『ONE PIECE』シーズン2をモチーフにしたレゴ(R)ワンピース第2弾7種が、2026年8月1日に発売されます。¥4,980〜¥29,980で予約受付中。同時に、第1弾の「アーロンパークの戦い」75638 がレゴ公式ストア(日本)で「まもなく廃番」表示に。日本の価格データを並べると、第1弾がこの1年で最大23.3%値上がりしていたこと、そして値上げされなかった唯一の1本が廃番になる1本だったことが見えてきます。

レゴ(R) ワンピース第2弾7種が8月1日発売 ── 入れ替わりに1作目が“まもなく廃番”へ。第1弾は1年で最大+23.3%値上がりしていた
画像はAIによる生成イメージです。
目次
  1. 8月1日発売の第2弾7種 ── 日本価格とピース数
  2. 最大セットは1,705ピースの「ガープ中将の海軍戦艦」
  3. 入れ替わりに、1作目が“まもなく廃番”に
  4. 第1弾は、この1年で静かに値上がりしていた
  5. 値上げされなかった1本が、廃番になる1本だった
  6. ピース単価で見ると ── ただし、比べる時点に注意
  7. 同じ$69.99が、日本では¥2,000違う
  8. 「機密文書」タイル ── 全部買っても8種は揃わない
  9. コレクター視点:今、優先順位をつけるなら
  10. 公式ストア以外も見る価値があります

Netflix実写版『ONE PIECE』シーズン2をモチーフにしたレゴ(R)ワンピースの第2弾、全7種が2026年8月1日に発売されます。価格は¥4,980から¥29,980まで、レゴ公式ストア(日本)ではすでに予約を受け付けています。

そして同じ公式ストアで、第1弾の「アーロンパークの戦い」75638「まもなく廃番」のバッジが付きました。新作が並ぶのと入れ替わりに、シリーズ最初の1本が棚から消えようとしています。

海外メディアが報じない、日本の価格データだけで見える話が3つあります。第1弾がこの1年で最大23.3%値上がりしていたこと値上げされなかった唯一の1本が、廃番になる1本だったこと、そして同じ米国定価$69.99のセットが、日本では¥2,000違う値札で並ぶことです。順に見ていきます。

8月1日発売の第2弾7種 ── 日本価格とピース数

7種すべてが「予約受付中、2026年8月1日より発送予定」で、購入上限は1人3個、対象年齢は9才以上です。

セット名称ピース日本価格(税込)米国定価
75641Dr.ヒルルクの隠れ家271¥4,980$29.99
75642スモーカー大佐との対決547¥9,980$69.99
75643トニートニー・チョッパー577¥11,980$69.99
75644リトルガーデンの巨人たち ドリーとブロギー733¥13,980$79.99
75645ドラム城の戦い1,038¥16,980$109.99
75646ガープ中将の海軍戦艦1,705¥29,980$179.99
75647ゴムゴムの実482¥11,980$69.99

第1弾が「フーシャ村」「バラティエ」といったEast Blue編の舞台で揃えていたのに対し、第2弾はローグタウンから偉大なる航路(グランドライン)序盤までをカバーします。ドラム島(75641・75645)とリトルガーデン(75644)が入り、チョッパーの初登場エピソード周辺が厚くなっているのが特徴です。

最大セットは1,705ピースの「ガープ中将の海軍戦艦」

第2弾の最大セット「ガープ中将の海軍戦艦」75646 の公式画像(1,705ピース)
第2弾の最大セット「ガープ中将の海軍戦艦」75646 の公式画像(1,705ピース)

第2弾の旗艦は 75646「ガープ中将の海軍戦艦」。高さ39cm × 長さ44cm × 幅18cmで、ピース数では第1弾の「バラティエ」(3,402ピース)に次ぐ規模です。ミニフィグは8体(ゾロ、ウソップ、ミス・オールサンデー、ナミ、たしぎ、ヘルメッポ、ガープ中将、コビー)。犬をかたどった船首像、ホイル製の帆5枚と船旗、甲板を開くと現れる海図室と執務室、という構成です。

ガープ・コビー・ヘルメッポ・たしぎが同時に並ぶのはローグタウン期として自然な顔ぶれですが、ミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)だけは浮いています。彼女の登場は偉大なる航路に入った後のウィスキーピーク。第2弾の守備範囲には収まるものの、海軍の戦艦という場面に同席させるのは、原作の時系列に照らすとかなり変則的です。バロックワークスの副社長が海軍戦艦のセットに入るという構成は、実写版シーズン2の描き方に合わせたものと思われます。

Brimagaが取り込んでいるBricksetのウィッシュリスト登録数では、第2弾のなかでこのセットが最多です(970件・7月20日時点)。まだ1本も出荷されていない段階での数字です。

ミニフィグ重視なら 75645「ドラム城の戦い」も候補です。6体(ルフィ、ナミ、サンジ、ビビ、チョッパー、ワポル)が付いて¥16,980、高さ35cm。バクバクの実で武器を取り込むワポルのギミックが入っています。

入れ替わりに、1作目が“まもなく廃番”に

「まもなく廃番」表示になった第1弾の「アーロンパークの戦い」75638 の公式画像
「まもなく廃番」表示になった第1弾の「アーロンパークの戦い」75638 の公式画像

レゴ公式ストア(日本)のワンピース一覧で、「アーロンパークの戦い」75638 だけに「まもなく廃番」のバッジが付いています(7月20日時点・¥12,480)。第1弾5種のうち、この1本だけです。

75638 は926ピース、ミニフィグ5体(腕が伸びるルフィ、ナミ、ウソップ、アーロン、チュウ)。この5体の造形は、Brimagaのミニフィグ図鑑に掲載されているデータ上、いずれも75638限定です。ルフィ・ナミ・ウソップは他のセットにも別バージョンで入っていますが、アーロンとチュウはこの2体しか存在しません。ここを逃すと単体で買い集めることになります。

ポイント

海外の集計サイト(Brickset・BrickEconomy)は 75638 の生産終了日を2026年7月31日としています。ただしレゴは公式に廃番日を発表しません。集計サイトの日付は流通情報からの推定で、在庫がある限り数週間ずれ込むこともあれば、先に売り切れることもあります。

「新作の発売と入れ替えで廃番になった」と読みたくなりますが、両者に因果関係があると示す情報はありません。新製品の投入と旧製品の生産終了は、レゴにとっては別々の商品判断です。

第1弾は、この1年で静かに値上がりしていた

ここからは相場の話です。第1弾5種の発売時(2025年8月1日)の価格と、今日の価格を並べると、はっきり差が出ます。

セット発売時(2025/8/1)現在(2026/7/20)変化
75636 フーシャ村¥4,680¥4,980+6.4%
75637 道化のバギーのサーカス小屋¥7,680¥8,280+7.8%
75638 アーロンパークの戦い¥12,480¥12,480±0%
75639 海賊船 ゴーイングメリー号¥20,480¥21,980+7.3%
75640 海上レストラン バラティエ¥42,980¥52,980+23.3%
1年で¥42,980→¥52,980になった「海上レストラン バラティエ」75640 の公式画像
1年で¥42,980→¥52,980になった「海上レストラン バラティエ」75640 の公式画像

最大セットの「バラティエ」が1年で1万円上がっています。セット内容が変わったわけではなく、日本国内の価格改定によるものです。2026年6月1日にレゴ公式ストアで広範囲の値上げが実施されたことが日本のレゴ系メディアで報告されています。その報告ではレゴ(R)アイコンズが15〜22%程度とされており、バラティエの+23.3%はその上限をさらに上回ります

なお、この価格改定についてレゴジャパンからの公式アナウンスは見つけられませんでした。店頭価格の変化として確認されているもの、という位置づけでお読みください。

値上げされなかった1本が、廃番になる1本だった

表をもう一度見てください。5種のうち唯一、価格が動いていないのが75638です。そしてそれが、いま「まもなく廃番」の表示が出ている、まさにその1本です。

生産終了が決まっているセットの価格をわざわざ改定しない、という判断は自然に思えます。「価格改定のときに据え置かれたセット」は、廃番のサインとして読めるかもしれません── 今回の5件から見えた符合にすぎませんが、次にレゴジャパンの価格改定があったとき、据え置かれたセットを控えておくのは、相場を見る側にとって費用のかからない観察方法です。

ピース単価で見ると ── ただし、比べる時点に注意

1ピースあたりの日本価格を、それぞれの発売時点で並べてみます。

セット発売時のピース単価
第1弾75640 バラティエ¥12.6
第1弾75637 バギーのサーカス小屋¥13.4
第1弾75638 アーロンパークの戦い¥13.5
第1弾75639 ゴーイングメリー号¥14.9
第1弾75636 フーシャ村¥15.7
第2弾75645 ドラム城の戦い¥16.4
第2弾75646 ガープ中将の海軍戦艦¥17.6
第2弾75642 スモーカー大佐との対決¥18.2
第2弾75641 Dr.ヒルルクの隠れ家¥18.4
第2弾75644 ドリーとブロギー¥19.1
第2弾75643 トニートニー・チョッパー¥20.8
第2弾75647 ゴムゴムの実¥24.9

発売時点で比べると、第1弾は¥12.6〜15.7、第2弾は¥16.4〜24.9で、きれいに分かれます。ただしこれは2025年の価格と2026年の価格を並べた表で、間に例の価格改定を挟んでいます。「第2弾が高くなった」の大半は、セットの設計ではなく改定で説明がついてしまうわけです。

そこで今日の価格に揃えて計算し直すと、第1弾は¥13.5〜16.7に上がり、第2弾の下限(75645の¥16.4)と重なります。実際、フーシャ村の¥16.7はドラム城の¥16.4より高くなっています。「第2弾は全部割高」とは言えません。

それでも残るものはあります。第2弾7種のうち6種は、値上げ後の第1弾の最高値(¥16.7)を上回っています。そして──

ポイント

新品定価で「1ピースあたり¥13台」のワンピースセットは、廃番間近の75638しか残っていません。第1弾で最も安かったバラティエ(発売時¥12.6)でさえ、今は¥15.6です。

注意

ピース単価はあくまで目安です。キャラクターフィギュア系(75643・75647)は大型パーツやソフト素材の比率が高く、小さなパーツを大量に使うセットより単価が上がるのは自然です。実際に上位2つはこの2種でした。

同じ$69.99が、日本では¥2,000違う

もうひとつ、最初の表に隠れていた歪みがあります。米国定価が同じ$69.99のセットが3つあるのですが、日本価格は揃っていません。

セット米国定価日本価格$1あたりの日本価格
75642 スモーカー大佐との対決$69.99¥9,980¥142.6
75643 トニートニー・チョッパー$69.99¥11,980¥171.2
75647 ゴムゴムの実$69.99¥11,980¥171.2

75642 だけが¥2,000安い計算です。第2弾7種全体で見ても、$1あたりの日本価格は¥142.6から¥174.8(75644)まで2割以上ばらついています。

注意

日本価格は税込、米国定価は税抜の表示です。したがってこの列の絶対値は実勢の為替レートとは一致しません(消費税ぶん高く出ます)。ここで見たいのはセット間の差なので、税率が同じである以上、比較としては有効です。

日本の価格は米国定価から機械的に換算されているわけではなく、セットごとに個別に設定されているということです。つまり「ドル建てで見て割安・割高」を語っても日本の買い物にはあまり意味がなく、円価格そのものを見るしかありません。海外の相場サイトが表示する円換算値をそのまま信じてはいけないのは、これが理由です。

547ピースで¥9,980の75642は、ドル比で見ると第2弾で最も割安です。

「機密文書」タイル ── 全部買っても8種は揃わない

第2弾のセットには、コレクター向けの「機密文書」タイルが入ります。第1弾で同じ役割だった「手配書」の後継で、全8種です。枚数はセットごとに決まっており、どの絵柄が入るかがランダムという仕組みです。

公式ストアの商品説明から、封入枚数を1本ずつ拾うとこうなります。

セット機密文書タイル
75646 ガープ中将の海軍戦艦5枚
75645 ドラム城の戦い4枚
75644 ドリーとブロギー3枚
75642 スモーカー大佐との対決2枚
75641 Dr.ヒルルクの隠れ家封入あり(枚数の記載なし)
75643 トニートニー・チョッパー商品説明に言及なし
75647 ゴムゴムの実商品説明に言及なし

枚数が明記されている4種を全部買うと14枚になります。なお75643と75647の商品説明には、機密文書への言及がありません(7月20日時点)。この2つはキャラクターそのものを組み立てるセットなので、ジオラマ系のように小物を隠す場所がない、という事情がありそうです。ただし「記載がない=入っていない」と確定したわけではないので、断定は避けます。

ミニフィグ6体が付属する「ドラム城の戦い」75645 の公式画像
ミニフィグ6体が付属する「ドラム城の戦い」75645 の公式画像
注意

枚数だけなら8種に足りますが、絵柄はランダムで、公式は絵柄の指定も交換手段も用意していません。つまり7種すべてを買っても8種コンプリートは保証されません。重複が出るのが前提の設計です。タイル1枚のために本体をもう1箱買うのは、費用対効果が見合いません。

豆知識

「機密文書」は日本の公式商品ページで使われている表記です。第1弾の75638の説明文には現在も「手配書」が残っており、弾ごとに呼び名が変わっていることが確認できます。集める側からすると、検索するときに引っかかる語が違うので地味に厄介です。

コレクター視点:今、優先順位をつけるなら

相場サイトの立場から、優先度を整理します。

  1. 75638「アーロンパークの戦い」を狙うなら今月中。廃番表示が出ており、アーロンとチュウは他に存在しないミニフィグです。テーマ内で最も安いピース単価(¥13.5)のまま残っている唯一のセットでもあります。
  2. 75646「ガープ中将の海軍戦艦」は第2弾の本命。ミニフィグ8体・1,705ピースで¥29,980は、第2弾のなかでは単価が良いほう。発売前の「欲しい」登録も7種で最多です。
  3. ドル比で最も割安なのは75642「スモーカー大佐との対決」。547ピースで¥9,980は、米国定価が同じ$69.99の2種より¥2,000安く設定されています。
  4. 機密文書タイルのために追加購入はしない。8種コンプリートは保証されておらず、費用対効果が見合いません。
  5. 75640「バラティエ」は判断が難しい。1年で+23.3%は既に大きく、ここからさらに上がるかは読みにくい。ただしBrimagaのデータでは、第1弾で唯一「欲しい」が「持っている」を上回っているセットでもあります(1,151件 vs 1,081件)。人気と価格が両方高い、悩ましい1本です。

公式ストア以外も見る価値があります

価格改定が効いているのはレゴ公式ストアであって、国内モールの値付けは公式と連動しません。Brimagaが7月2日に取り込んだデータでは、バラティエ75640 が複数の楽天系ショップで¥36,196(在庫あり)で並んでいました。公式の現在価格¥52,980に対して1万6千円以上安く、発売時価格¥42,980と比べても6,784円下です。値上げの影響を受けていないというより、モール側が独自に値引いている状態です。

注意

この数字は7月2日時点の取り込みで、今の価格ではありません。ただ「公式ストアの定価と、モールの実勢は別物」という構造自体は変わりません。公式が値上げしたからといって、日本で買える最安値が上がったとは限らないわけです。最新の実勢は製品データベースでご確認ください。なお75638については、Brimagaは現時点で国内モールの出品を捕捉できていません(存在しないという意味ではなく、取り込めていないという意味です)。

最後に、期待を煽らないために正直に書いておきます。廃番後の値動きは「ミニフィグの独占度」に強く左右されますが、ワンピースは立ち上がってまだ1年のテーマです。今後の弾で同じキャラクターが作り直される可能性は十分にあり、実際ルフィとナミは第1弾と第2弾で別バージョンが存在します。アーロンとチュウが将来また出ないとは誰にも言えません。「専用フィグだから必ず上がる」とは言い切れない、というのが公平なところです。

廃番と相場の関係そのものについては、2026年に生産終了するレゴの注目セットで相場スコアの考え方をまとめています。

出典:レゴ公式ストア(日本)各商品ページおよびワンピース一覧(2026年7月20日時点の表示。日本価格・ピース数・機密文書の封入枚数・「まもなく廃番」表示は、すべて当日に各ページを開いて確認)/ONE PIECE.com 公式ニュース(2025年6月5日・第1弾の予約開始告知と価格)/Brickset(セット諸元・生産終了予定・ウィッシュリスト登録数)/Promobricks(機密文書が全8種であることの報道)/スタッズ(2026年6月の価格改定に関する報告)/Brimaga 製品データベース(国内モールの実勢価格・2026年7月2日取り込み分)。第1弾の発売時価格は、レゴ公式ストア商品ページの2025年6〜7月時点のアーカイブおよびONE PIECE.com の告知で確認しました。

※LEGO(R)、レゴ(R)はレゴグループの登録商標です。『ONE PIECE』は尾田栄一郎/集英社の作品であり、関連する商標は各権利者に帰属します。本記事はレゴグループ・集英社・Netflixとは無関係の非公式な情報記事です。価格・在庫・生産終了時期は変動します。

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値上げされなかった1本が、消える1本だったブリ。

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