スター・ウォーズとマーベルを融合するレゴ(R)アイデアの作品公募「Hope Assembles」で、応募の表現や部門選びに関する公式Q&Aが公開された。胸像は応募できる一方、平面のモザイクは対象外。ハルクバスターやバンサは、この企画ではキャラクターに分類される。
LEGO Ideasの10月26日付ブログは、10月15日の配信の録画と追加の質問への回答を掲載している。2026年10月27日に公式Q&Aと3部門の要項を確認し、作り始める前に押さえたい点を整理した。基本の参加条件は募集概要の記事でも紹介している。
胸像は可、モザイクは不可。立体作品が前提

キャラクター部門の参考セットを見て、全身像しか作れないと思った人もいるかもしれない。今回の回答では、胸像と、立体的な要素を十分に備えた絵画風の作品も認められると説明された。一方、モザイクは3部門とも対象外だ。
| 作りたい表現 | 公式の扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 胸像 | 可 | 二つの世界を融合する条件は必要 |
| 立体要素の多い絵画風作品 | 条件付き | 立体的な要素を十分に備える |
| 平面のモザイク | 不可 | キャラクターを描いたものも対象外 |
| シーンに加えるブロック製の人物 | 条件付き | 場面そのものが主役であること |
| ビークルの背景に置く小さなデス・スター | 条件付き | 融合したビークルが主役であること |
絵画風の作品とモザイクの違いを、厚さや使用部品の数で区切る基準は、このQ&Aには書かれていない。額に入れればよい、少し突起を足せばよい、と数値のない条件を自己判断で置き換えないようにしたい。
作る側にとっての手がかりは、どの方向から見ても立体としての特徴を持つか、という点だ。顔や装甲の奥行きを生かす胸像なら、全身像とは異なる融合の見せ方を考えられる。これはBrimagaの制作上の提案で、公式の追加審査基準ではない。
ハルクバスターとバンサは、キャラクター扱い
乗り込める装甲や、人を乗せる生き物は、どの部門に当たるのか。Q&Aはハルクバスターとバンサをキャラクターに分類すると回答している。見た目の大きさや、乗り手がいるかどうかだけでは部門を決められない例だ。
また、キャラクターをブロックで大きく組み、その小さなミニフィギュア版を添える構成も認めている。ただし、主役は大きな組み立てモデルで、ミニフィギュア自体を中心にした応募にはしない。
この区分を踏まえると、最初に「何を融合した作品なのか」を短い言葉で説明してから部門を選ぶと整理しやすい。ハルクバスターの造形を中心にする案と、融合した宇宙船に操縦者を添える案では、見せるべき主役が違ってくる。
ミニフィグは5体程度を推奨。全員の融合は不要

ビークル部門とシーン部門に登場するキャラクターは、全員を融合した姿にする必要はない。ルークとマーベルの人物を同じ作品に入れることも、融合したミニフィギュアを宇宙船の乗り手にすることもできる。
ただし、シーン部門では、二つの世界のミニフィギュアを一緒に置くことだけが融合の要素になってはいけない。建物、装備、場面の構成など、大きなブロック作品にも交わりが伝わる工夫が必要になる。
ミニフィギュアの数について、公式はProduct Ideaのガイドラインに従うよう勧めたうえで、「1作品あたり5体程度」を提案しています。厳密な「最大5体」という上限としては書かれていません。
人数を増やす前に、乗り物や舞台だけでも融合が伝わるかを見直すとよい。たとえば撮影時に人物をいったん外して、主役の輪郭や仕掛けを確かめる方法がある。これも制作のための提案であり、公式が指定する撮影手順ではない。
MCUの見た目を、そのまま使えるわけではない
作品に使える範囲は、『スター・ウォーズ/新たなる希望』とマーベル・コミックス。スター・ウォーズ側は旧三部作全体ではなく、『新たなる希望』に由来する細部に限られると再確認された。
マーベル側も、映画のMCUをそのまま参照してよいわけではない。公式は例として、MCUのアベンジャーズ・タワーではなく、コミックスに描かれるスターク・タワーの表現を受け付けると説明している。
一方、アーク・リアクターは、映画で広く知られる技術でも後にコミックスへ導入されたため、この公募で使えるとされた。映画で見たことがあるかどうかより、コミックスでの描写を確かめる必要がある。アーク・リアクターの回答から、映画由来の要素すべてを使えるとは一般化できない。
キャラクターにも制限がある。デッドプール、パニッシャー、デアデビル、ブレイドは使用できない例として挙げられ、ケーブルは使用可と回答された。使用できない人物を列挙しきった一覧ではないため、名前が出ていない人物を自動的に可と判断せず、House Rulesも確認したい。
応募前に確認したい、締切と提出物

10月27日に確認した3部門の要項では、作品は400〜3,000ピース、参加は16歳以上。実物のブロックに加え、BrickLink Studioなどのレゴ用CADで組んだ作品も応募できる。Q&Aの「ブロックで組む」という説明を、実物の写真だけに限定した条件とは読み替えないようにしたい。
| 段階 | 日本時間の予定 |
|---|---|
| 新規応募の締切 | 2026年11月12日19時 |
| 編集を求められた作品の再提出期限 | 2026年11月14日19時 |
| 各部門のファン投票 | 2026年12月15日19時〜2027年1月4日19時 |
| 選考結果の発表 | 2027年4月5日まで |
時刻は要項の10時UTCを日本時間へ換算したもの。11月14日は初回応募の締切ではない。公式は変更に備えて2日前の提出を勧めている。
画像は4〜10枚、各画像は少なくとも1,080×720ピクセル。AI生成のアートと説明文は認められていない。プリントしたブロックを加える場合も、画像の権利を自分が持っていることが必要だ。本記事は条件の解説であり、応募用の説明文として転用するための文章ではない。
似た着想が先に提出されていても、自分独自の作品で、他人の応募作をコピーしていなければ問題ないと回答されている。先着順だけで選ばれる仕組みではなく、各作品を個別に見るという案内だ。
コレクター視点:投票候補と発売製品を分けて見る
Q&Aは、各部門でファン投票に進んだ作品が製品化の候補となり、最終決定はReview Boardが行うことも再確認している。票を集めた1作品が自動的に発売される、という読み方はしないようにしたい。
公式の告知イラストも、応募作品や発売製品の写真ではない。好きな人物が絵に登場していても、その組み合わせのセット発売が決まったことにはならない。
作品を見る楽しみは、二つの世界を並べたかどうかだけでなく、顔の形、機体の輪郭、場面の役割がどう組み替えられたかにある。今回の回答を手がかりに、キャラクター、ビークル、シーンそれぞれの「主役」の違いを比べると、応募作の工夫も見つけやすくなる。
主な出典
2026年10月27日確認。条件と日程は公式Q&A・応募要項に基づきます。画像はレゴグループ/LEGO Ideasの公式告知イラストで、応募作や発売製品の写真ではありません。LEGO、レゴはレゴグループの商標です。スター・ウォーズ、マーベルと各キャラクターの権利は各権利者に帰属します。Brimagaは各権利者と関係のない非公式サイトです。





