BRIMAGA
セール2026/9/20 公開12分で読めます

ハロウィンに無料で配られるレゴは3つある ── 日本の購入特典は開始予定の前日でも4か国の規約に条件が無く、英米が配る「魔女」に当たる日本の組み立てイベントは、いつも開催の0〜8日前に告知されている

甲斐ショウジ甲斐ショウジ· Brimaga 編集長
この記事のポイント

今年のハロウィンにレゴが無料で配るものは3つある。購入特典の40900ホーンテッドツリー(9月21日〜30日の予定)、米国のバーンズ・アンド・ノーブルで10月9〜11日に配る魔女、英国のレゴストアで10月25・26日に配る魔女。ところが9月20日15時台に測ると、購入特典の条件は日米英独どの国の規約にも無いままだった。日本には英米の組み立てイベントに当たる「つくった作品はプレゼント!」が毎月あるが、ハロウィンの告知はまだ無い。過去10回を数えると、日本の告知は開催の0〜8日前に出ている。

レゴ 40900 ホーンテッドツリーと、組み立て前のパーツ(画像: レゴグループ)
目次
  1. 答え合わせ:3日前から動いたものは無い
  2. 同じレゴの特典でも、条件が出る早さはまるで違う
  3. 英国と米国は「魔女」を配る ── ただし仕組みが違う
  4. 日本にも同じ仕組みがある ── ただし告知がいつも直前
  5. 参加条件は、回ごとに違う
  6. 配られるものにも番号がある
  7. 定点:2年前の特典は、日本だけがまだ買える
  8. コレクター視点:3つの「無料」は、狙い方がまったく違う
  9. まとめ

今年のハロウィンに、レゴが無料で配るものは3つある。買い物の金額で配られる購入特典「ホーンテッドツリー」(40900)と、米国の書店で配る魔女、英国のレゴストアで配る魔女だ。後者2つは、この3日のあいだに英国のBrick Fanaticsが相次いで報じた。

3日前、ホーンテッドツリーの記事を書いたとき、日本の条件は未公表だった。Bricksetのカタログにある開始予定日は9月21日、つまり明日だ。そこで9月20日15時台(日本時間)に、もう一度4か国を開き直した。

結果は3日前と同じだった。4か国の商品ページはどれも購入できない表示のままで、4か国の規約ページにも40900は載っていない。開始予定の前日である。

この記事では、その答え合わせと、英米で配られる魔女、そして日本にある同じ仕組みを並べる。調べる途中で、日本の組み立てイベントの告知がいつも開催の0〜8日前に出ていることが分かった。

答え合わせ:3日前から動いたものは無い

見たもの9月17日9月20日
日本の商品ページ現在購入できません・参考価格¥2,980変化なし
米国の商品ページNot currently available・19.99ドル変化なし
英国の商品ページNot currently available・17.99ポンド変化なし
ドイツの商品ページ購入できない表示・19.99ユーロ変化なし(Derzeit nicht verfügbar)
日本の規約ページ40900の記載なし記載なし(掲載は特典11件)
米国の規約ページ記載なし記載なし(掲載は特典17件)
英国の規約ページ記載なし記載なし(掲載は特典14件)
ドイツの規約ページ記載なし記載なし(掲載は特典14件)
Bricksetの期間2026年9月21日〜30日同じ

規約ページに並んでいる特典の数は国によって違う。米国の17件には、日本に無い「Birthday Cake(40780)」「Kanto Region Badge Collection(40892)」「Restaurants of the World: Japan(40906)」などが入っている。どの国の規約にも、ホーンテッドツリーだけが無い。

日本のオファーページ(レゴ® オファーとセール)にも40900は出ていない。9月20日時点でそこに並ぶ購入特典は2つだけで、Star Trek: Type-15 Shuttlepod(U.S.S. Enterprise NCC-1701-D の購入特典・11月20日終了)と、魔法省の電話ボックス5011072・魔法省<コレクターズエディション>の購入特典・レゴ Insiders限定・9月30日終了)だった。

豆知識

電話ボックスの終了日9月30日は、ホーンテッドツリーの予定期間(9月21日〜30日)の最終日と同じ日だ。9月の日本の棚は、この日をひとつの区切りにして組まれている。

40900 ホーンテッドツリー。枝の先に橙と黄の葉、根元に緑のヘタのカボチャ、左にカラスが付く(画像: レゴグループ)
40900 ホーンテッドツリー。枝の先に橙と黄の葉、根元に緑のヘタのカボチャ、左にカラスが付く(画像: レゴグループ)

同じレゴの特典でも、条件が出る早さはまるで違う

比べられる材料が手元にある。8月29日に始まったハリー・ポッターの「ホグワーツの新学期」だ。

8月13日の記事で、私は3つの特典の条件を日本・米国・英国の規約から読んで表にした。会期が8月29日からなので、開始の16日前には日本の規約に金額も対象セットの型番も出ていたことになる。

特典開始日条件が規約で読めた日開始の何日前
30724 ダンブルドアの校長室ほか3点8月29日8月13日16日前
40900 ホーンテッドツリー9月21日(予定)まだ読めない──

同じ会社の同じ「購入特典」でも、条件が出る早さはそろっていない。前回の記事では「特典が始まったら規約で金額を確かめてほしい」と書いたが、前日の時点でもまだ確かめる先が無い、というのが今日の答えになる。

注意

40900の期間(9月21日〜30日)と条件(100ユーロ以上)は、ドイツのStoneWarsが報じ、Bricksetのカタログにも同じ期間が入っている。ただし前回書いたとおり、この2つは同じ出どころから来ている可能性があるので、一致は裏付けにならない。レゴ公式が日本で何を条件にするかは、今日の時点ではどこにも出ていない。

英国と米国は「魔女」を配る ── ただし仕組みが違う

購入特典とは別に、店舗で組み立てて持ち帰れるイベントの告知が2件出た。どちらも魔女だが、中身も配り方も違う。

米国英国
何を作るほうきに乗った魔女が月の前を飛ぶ。台座はジャックオーランタン腕と脚が動く魔女。帽子にひもを通して吊るせるループ付き
どこで一部のバーンズ・アンド・ノーブル(書店)レゴストア
いつ10月9日〜11日10月25日・26日
時間──25日は10時〜12時、26日は12時〜14時(店舗により変わる)
参加のしかた事前に店舗かイベントページで席を予約先着順・1人1点
報じられた日9月17日9月19日
開催まで22日前36日前

英国の記事の見出しは「どっちの魔女が無料? 両方」というものだった。米国と英国で違う魔女が配られることを指している。出どころはどちらもBrick Fanaticsで、英国の分については「レゴグループが日程を確定した」と同誌が書いている。9月20日にレゴ公式の英国ストアのページを開いたが、魔女やMake and Takeという語はそこには出ていなかった。確認できたのは同誌の報道までで、公式ページの告知は見つけられなかった。

注意

両方の記事に載っている魔女の写真は、レゴの公式プレス画像ではない(米国分の出典表記はクーポン系メディア)。この記事では掲載していない。

日本にも同じ仕組みがある ── ただし告知がいつも直前

日本で「店舗で組み立てて、作ったものをそのまま持ち帰れる」イベントは、「つくった作品はプレゼント!」という名前で毎月のように開かれている。告知が出るのはレゴ公式サイトの「キャンペーン・イベント情報」のページだ。

9月20日時点で、そこにハロウィンの告知は1件も無い。いちばん新しいのは9月19日に出た、ニンジャゴーの「ドラゴンスケーター」── 開催は9月21日〜22日、全国のヤマダデンキ56店舗である。

9月21日〜22日にヤマダデンキ56店舗で配られる「ドラゴンスケーター」(画像: レゴグループ/レゴ公式サイトのキャンペーン・イベント情報より)
9月21日〜22日にヤマダデンキ56店舗で配られる「ドラゴンスケーター」(画像: レゴグループ/レゴ公式サイトのキャンペーン・イベント情報より)

ここで、告知が出てから開催までの日数を数えてみる。2026年4月以降に出た10件を並べた。

告知日何を作る開催日何日前どこで
9月19日ニンジャゴー ドラゴンスケーター9月21日〜22日2日前ヤマダデンキ56店舗
8月10日ワンピース チョッパーの帽子8月11日1日前レゴストア2店舗
8月10日シティ サメのピザ配達ほか8月13日〜16日3日前三井アウトレットパーク北陸小矢部
8月10日シティ 消防車8月15日・30日5日前全国のトイザらス
6月12日ミニトロフィー6月12日〜30日当日全国のレゴストア
5月15日サッカーユニフォーム5月16日〜6月30日1日前全国のレゴストア
4月30日シティ フライドポテトスタンド5月4日〜5日4日前ヤマダデンキ54店舗
4月24日スター・ウォーズ4月29日〜5日前レゴストアほか
4月17日ミニピンクローズ4月25日8日前全国のレゴストア
4月10日ミニサボテン4月12日・19日2日前レゴストア2店舗

10件すべてが、開催の0〜8日前の告知だった。並べ替えたときの真ん中は2.5日前になる。英国の魔女が36日前、米国の魔女が22日前に出ていることと比べると、桁が違う。

つまり、今日「日本にハロウィンのイベントが無い」ことは、実施されないことを意味しない。この告知のされ方なら、10月下旬の催しが9月20日に出ていないのは普通である。逆に言えば、知りたければ10月に入ってから公式のイベント情報を見に行くしかない。

注意

ここで数えた「告知日」は、レゴ公式サイトの掲載日だ。X(旧Twitter)や店舗で先に案内が出ていた可能性は、こちらからは測れない。また一覧をさかのぼれたのは2025年12月までで、去年の10月に日本でハロウィンの組み立てイベントがあったかどうかは確認できなかった。

参加条件は、回ごとに違う

3件の告知ページを開いて条件を書き出したら、そろっていなかった。

イベント対象年齢参加費事前に必要なもの
ドラゴンスケーター(9月21日〜22日・ヤマダデンキ)6才〜小学生無料レゴジャパン公式LINEの友だち登録
チョッパーの帽子(8月11日・レゴストア2店舗)6才〜小学生無料記載なし
ミニトロフィー(6月12日〜30日・全国のレゴストア)8才〜大人まで無料レゴストア メンバーズクラブ アプリの登録

大人が参加できる回と、できない回がある。3件のうち大人まで対象だったのは6月のミニトロフィーだけで、直近2件は小学生までだった。どの回も「なくなり次第終了」「お一人様1回限り」「整理券を配る場合がある」は共通している。

英国の魔女には、Brick Fanaticsの記事を読むかぎり年齢の条件が書かれていない。同じ「店舗で作って持ち帰る」でも、日本は回ごとに対象が切られているというのは、日本の読者にしか関係しない差だ。

配られるものにも番号がある

これらの配布物は、その場限りのノベルティに見えて、レゴのカタログに番号を持っている。Brimagaのカタログから拾える範囲で並べる。

型番名前ピーステーマ
6644846Turbo Shark Delivery / Shark Air Delivery41Promotional
6644859Reindeer──Christmas
6644864Training Tree46Pokémon
6644865Poké Ball SMART Tag Case31Pokémon
6644876Micro Castle43Harry Potter
6644878Batman Mini Bust26DC
6644880Chopper's Hat30One Piece
6644882Human Human Fruit26One Piece
組み立てイベントの配布物は番号を持つ。これは 6644878 Batman Mini Bust(26ピース)
組み立てイベントの配布物は番号を持つ。これは 6644878 Batman Mini Bust(26ピース)

このうち 6644880「Chopper's Hat」は、8月11日に配られたチョッパーの帽子そのもので、8月18日の記事でも触れた。26〜46ピースという規模から、イベントで配られるものの大きさが分かる。

明日配られるドラゴンスケーターはどうか。公式の告知ページに載っている画像のファイル名には 6644845 という番号が入っているが、Brimagaのカタログにこの番号は無く、Bricksetにもページはあるが中身が空だった(9月20日時点)。配られる前に番号だけが先に立ち、あとから中身が埋まる、という順番になっている。

注意

6644845 は画像のファイル名から読んだ番号で、レゴが製品番号として公表しているものではない。上の表の8件は、Brimagaのカタログに実際に登録されている行から取った。

定点:2年前の特典は、日本だけがまだ買える

前回の記事で測った3か国を、同じように開き直した。

9月17日9月20日
40697 ハロウィンのカボチャ(日本)¥2,980・在庫あり¥2,980・在庫あり
40697(米国)19.99ドル→11.99ドル・Sold out同じ
40697(英国)17.99ポンド・Sold out同じ

3日間では何も動かなかった。2024年の購入特典が、米英で売り切れたまま日本にだけ残っているという状態は続いている。

国内のモールのほうは少し動いた。去年の特典「光るオバケ」(40772)の並行輸入品は、9月11日の観測で¥11,700、9月19日の観測では¥12,000に上がっていた。8日間で¥300の差だ。ただし在庫のある出品はこの1件だけで、相場と呼べる数ではない。40900と40697については、直近1週間に在庫ありの出品を1件も捕捉できていない(Brimagaが取り込めていないだけで、国内に出品が無いとは限らない)。

コレクター視点:3つの「無料」は、狙い方がまったく違う

同じ「無料でもらえるレゴ」でも、必要なものが違う。

  1. 購入特典(40900) ── 必要なのはお金。金額の条件を満たす買い物をオンラインでする。条件さえ出れば、誰でも同じ土俵に立てる。ただし在庫限りで、レゴ認定ストア(日本のレゴ®ストアの店頭)は対象外と規約に書かれてきた(ハリー・ポッターの特典を追ったときも、X-ファイルの特典を追ったときも同じだった)。
  2. 店舗の組み立てイベント(英米の魔女、日本の「つくった作品はプレゼント!」) ── 必要なのは、その日その店に行けること。米国は予約、英国は先着、日本は回によって対象年齢が切られる。お金では解決できない。
  3. その2つは排他ではない。今年のハロウィンは、英米では購入特典と店舗イベントの両方が走る見込みになっている。

日本に住んでいる人にとって、今日の時点で予定に入れられるのは「9月21日から始まるかもしれない購入特典」だけだ。条件が分からないので、金額の見当もつけられない。前回書いた試算(去年と同じ比率なら¥14,200前後)は据え置きだが、あくまで試算で、注文の前に規約を見るほかない。

そして、ハロウィンの組み立てイベントが日本で開かれるかどうかは、10月に入ってから公式のイベント情報を見るしかない。過去10回の告知が全部0〜8日前だったのだから、いま無いことを根拠に諦めるのは早い。

まとめ

  • 40900「ホーンテッドツリー」の条件は、開始予定の前日(9月20日15時台)でも日本・米国・英国・ドイツの規約に無く、4か国の商品ページも購入できない表示のまま製品ページ
  • 同じレゴの購入特典でも、8月29日開始のハリー・ポッターの特典は16日前に日本の規約で条件が読めていた。早さはそろっていない。
  • 米国は10月9日〜11日にバーンズ・アンド・ノーブルで、英国は10月25日・26日にレゴストアで、それぞれ違う魔女を無料で配る(出典はBrick Fanatics)。
  • 日本にも同じ仕組み(「つくった作品はプレゼント!」)があり、直近は9月21日〜22日にヤマダデンキ56店舗でニンジャゴーのドラゴンスケーター。ハロウィンの告知はまだ無いが、過去10回の告知はすべて開催の0〜8日前だった。
  • 参加条件は回ごとに違い、大人まで対象の回と小学生までの回がある。
  • 2024年の特典40697は、米英で売り切れたまま日本では¥2,980・在庫あり(3日前から変化なし)。製品ページ

※記事中の数値・表示は2026年9月20日15時台(日本時間)の実測です。特典の期間・条件はレゴ公式ストアの利用規約が正となります。イベントの詳細は各店舗の案内をご確認ください。

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ブリモのひとこと

日本の告知はいつも直前。10月に入ったら公式のイベント情報を見てね!

Brimaga マスコットのブリモ

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